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773話 役目 ページ31

ハル「す・・・すいません・・・でも・・・・」


いつもと様子が違うツナを見て驚くが、それでもいつもの笑顔を作って見せた


ハル「ランボちゃんだって遊んでるばかりじゃないんです。ちゃんと家事のお手伝いしてく

  れてるんですよ。ツナさんは何も知らないから・・・・・」


ツナ「(何も知らない・・・・?)」


その言葉に一気に顔を顰めた

同時に今まで心の内にあった不満がみるみる膨れ上がってきた


ツナ「何も知らないのは、お前達だろ!!?」


ハル「《ビクッ》」


またしても、怒鳴るツナにランボ同様 身体を揺らして驚く

悲しげに俯く


ハル「ごめんなさい・・・・・・ハルはいつでも相談にのります・・・・・」


どんな事があっても、何もできない自分達が出来るのはサポートだけなのだから、何を」

言われても支えてあげるのが自分達の役目だとハルは思っていた

それに従い、無理やり作った笑顔を見せるが、憤っているツナにまで届くほど声が震えている


ツナ「あっ!」


それでやっと我に帰る


ハル「さあ行きましょうね ランボちゃん・・・・・」


ランボを抱きかかえて立ち上がる


ツナ「ハルっ 違うんだ・・・・・・」


ダッ


そういうがもう遅い

踵を返して、静かに涙を流しながら走っていった




貴「ハァ・・・・雲雀のとこ行くか」


まだ、ガキとはいえあそこまでいくと呆れが出てくる

溜め息を吐くと、用がある雲雀の所へ向かった





ツナ「(オレ最低だ!!隠しているのはオレ達なのに!!みんなを安心させなきゃ

  いけないってのに・・・・・)」


自分の情けなさに俯き、拳を握り締める


リ「ここにいたのか」


聞こえてきた声の方を見れば、リボーンがいた


ツナ「リボーン・・・・・やっぱりオレにはムリだよ!!ボスの役割なんて!!」


リ「ヘコたれてる ヒマはねーぞ。クロームの容体が急変した」


その声は、いつもの声音と違い、少しばかり低くなっていて事の深刻さを示す


ツナ「え!!?」


リ「相当やべーぞ。内臓のいくつかが壊れだした」


ツナ「! な・・・内臓!?」


『内臓は確か・・・・!』

そんな思いを胸に、リボーンに続いて駆け出した

774話 失われる内臓→←772話 焦りと怒り



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設定タグ:最強 , リボーン , ファンタジー   
作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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