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767話 任せる ページ23

ラル「お前に委ねられているのは生きるか死ぬかの選択ではなく・・・・

  どちらの地獄を選ぶかだ

  甘い考えは捨てろ。少しでもマシな・・・0.01%でも生存率の

  高い選択をするのがお前の義務だ。それだけ考えろ」


言い終わると胸倉を離す


ラル「う・・・・」


ズズ・・・


小さな悲鳴を上げながら立ち上がる


ツナ「ラル・・・・」


ラル「大丈夫だ・・」


バッ


ツナ「・・・・・・・・・・・」


その言葉には、『誰にも言うな』という思いも込められていた

対してツナは、色んな現実が一気に見せられ複雑な顔をしている




貴「まだ、中学生なんだしラルも少しは言葉を選べねぇのかな」


何でもストレートにいうのはラルの良い所でもあり悪い所でもある


貴「とにかくラルに所行くか」


近道を歩いてラルの先回りをする

壁に隠れていたAは、未だにずるずると身体を引きずるように歩くラルを見ていた


フラ・・・


貴「っと」


ついに倒れそうになったラルを寸前で受け止める


ラル「誰だ・・・・」


貴「オレ」


ラル「Aか・・・・」


『しまった』というような顔をするラル

誰にも知られたくなかったというのに、早速知れてしまった


貴「顔色が悪いな。部屋まで運んでやるよ」


ラル「いい!自分で歩ける!」


貴「はいはい」


手を振り払い立ち上がろうとする彼女をAは抱きかかえる


ラル「なっ、降ろせ!」


だが、体調が悪いラルの抵抗も虚しく、振りほどこうとするが全く無意味だ


貴「誰にも見られたくないんだろ?そんなフラフラじゃなくて、オレが連れて行ったほうが早いと

  思うんだけど?」


ラル「ぐっ・・・・・」


最もな意見に言葉をつまらせる


貴「どうする?」


ラル「・・・・・・任せる」


貴「オッケー♪」


ボソリ といった言葉にAは笑顔で答えた


誰にも合わないようにする為には、通路を選ぶ必要がある

このアジトにいる人の行動を全て把握し、今 どこで何をしているかを推測して歩いていく

途中で誰かに会いそうになっても、すぐに進路を変えて進む


そして、予想よりも早く、誰にも会わずにラルの部屋まで辿りついた


部屋に入ると、ベッドに寝かせて手をかざす

貴「ジッとしてろよ」


ピカァ・・・


優しい緑色の光がラルを包む

768話 間違い→←766話 進む道は地獄のみ



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設定タグ:最強 , リボーン , ファンタジー   
作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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