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766話 進む道は地獄のみ ページ22

inボンゴレアジト


トレーニングルームに向かう途中、廊下でラルが顔を真っ青にして壁に身体を預けていた


相手側はAに気付いていないが、そこで丁度ツナがラルに気がついて駆け寄る


貴「(少し様子見るか・・・・)」


壁に身を潜め、様子を伺う



ツナ「どーしたの、ラル!?大丈夫!?」


ラル「ん・・・・・・《パチッ》」


ツナ「!」


その声に気がついて目を開ける

顔色は真っ青で汗が顔を覆っている


ラル「・・・・・・・・・・・・・・誰だ・・・?」


ゴーグルを外したまま右目でツナを見ると、そう問う


ツナ「え!?」


思わぬ問いに驚きの声を出すと、やっと相手が分かったみたいだ


ラル「! 沢田か・・・・・・少し・・ふらついただけだ」


ツナ「・・・・・・・・・・・」


右目に出来ている痣に目が行く


ツナ「ラル・・・・・目・・・」


ラル「以前から右目は弱いんだ。その為のゴーグルだ・・・・もう必要なさそうだがな・・・・」


その言葉が彼女の体調の悪さを物語る


ツナ「オレ・・・・・・・誰か呼んでくるよ」


ラル「その必要はない」


ツナ「でも・・・・」


ラル「余計な事をするな!!」


声を張り上げるラルに瞠目するツナ


ラル「5日後の作戦でオレが足を引っぱるわけにはいかない。このことは誰にも言うな!!」


その決意した瞳は、しっかりとツナの目を捉えていた


ツナ「でも・・・・・無理することないよ!!お兄さんだって作戦は断っていいって

  言ってくれたんだ」


ラル「!!」


ツナ「それに本当はオレ・・・・こんな戦争みたいな作戦に参加するの・・・あんまり乗り気

  じゃないっていうか・・・・」


ガシッ


ツナ「!!」


それを聞いてツナの胸倉を掴み顔を自分に近づける


ラル「本当に そう思っているのか!!」


ツナ「!」

まるで何を言っているか分からないというような顔をする彼に彼女は今まで口にしなかった

言葉を口にする


ラル「笹川は、お前に甘いがハッキリ言っておく。ミルフィオーレとボンゴレの戦力差は圧倒的だ

  参加しようが引き延ばそうがここにいる多くの人間は死ぬんだ!!」


きつい言葉と現実を物語る気迫に何も言えなくなる

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設定タグ:最強 , リボーン , ファンタジー   
作品ジャンル:アニメ
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Kei(プロフ) - 龍さん» ホントだよーw あ、これ返信しなくていいよー 次からはPart18の方で話そー (2014年5月4日 9時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» とんだ災難だったねぃw (2014年5月3日 17時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» そりゃ〜ね〜w 近くにいた友達と「あれはヤバイでしょ」って小さい声で話してたw (2014年5月3日 11時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Keiさん» ありゃ〜 そりゃ先輩の堪忍袋の尾が切れるわけだね〜w Kei達は、結構気まずかったでしょw (2014年5月3日 8時) (レス) id: 0df8bb9172 (このIDを非表示/違反報告)
Kei(プロフ) - 龍さん» いや〜…あのね、、、先輩が号令かけてんのに周りめっちゃ煩くてさ〜 近くの人が声かけて静かになって…そしたら先輩一番後ろにいた私にも聞こえるくらいの舌打ちして…声もめっちゃ不機嫌だった。。。いつもはあんなに怒んないのに(・・;) (2014年4月30日 20時) (レス) id: a2f1f6b4bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年3月17日 23時

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