〜失いたくないモノ〜

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唯「ねぇ、A！お願い！一生のお願い！」



あ「もう〜、わかったよ」




唯に登坂先輩にアドレスを聞きたいから
呼び出して欲しいって頼まれて
1人で先輩のクラスの前にいます




あたしもどう声をかけていいのか
ドアの近くでおどおどしてたら




？「どうしたの？」







『うそ...』



目の前には岩田先輩が




岩「誰かに用？」



あ「あっ、えっと、登坂先輩に...」



岩「臣？ちょっと待ってね〜」




そう言って教室を見渡す先輩



岩田先輩と話が出来るなんて
思ってもない出来事に胸が騒ぐ



『もっと化粧ちゃんとしてくればよかった...』



岩「あー、ごめんね。
____臣、もしかしたら購買かも？」



あ「そうですか。」



岩「伝言あったら伝えとくけど？」



あ「あっ、あたしじゃなくて
____友達が話があって...」



岩「あぁ、そっかそっか！
____じゃあ一応来たこと伝えとくね？
____名前聞いてもいい？」



あ「1年の片岡です。
____友達は小林って言います。」



岩「おっけー！わかった！」



ニコッと笑った岩田先輩



かっこいい...

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