第6話:帰り道 ページ6
貴方「ギリギリセーフ……」
セン「何とか間に合った……」
急いで案内を終わらせてダッシュで校門を通り過ぎると、2人とも息がきれていた。
貴方「何でこんな事に…だいたい誰かさんが席替えしたいだのどうのこうの言い出したから……」
もともと体力のない私にとってはキツい。
セン「まぁまぁ、間に合ったんやし帰ろ?」
貴方「あーそうだねー……って何で一緒に帰る流れになってるの?!」
セン「え?……帰ってくれんの?」
こてんと首を傾げて聞く船崎君にうっ、となった。
貴方「………解った。今日だけだよ」
まぁ仕方無いので一緒に帰る。
セン「ふふ、ありがとう!」
嬉しそうににこにこする船崎君を無視して先を歩く。その間も船崎君は話しかけてきていた。
セン「ね、家ってどこら辺なん?」
貴方「○×公園の近く」
セン「公民館近くの公園?」
貴方「ここら辺はそこしかないでしょ」
セン「そか。ちなみに好きな動物は?」
貴方「ハリネズミ」
セン「意外や………」
貴方「うるさいな、私だって可愛いの好きなんですーっだ」
そう言って舌を出してベーッ、とした。
セン「いやてっきり猫とか犬とか……」
貴方「猫も犬も好きだけど1番好きなのはハリネズミなの!」
セン「つまり動物は皆好きなん?」
貴方「ワニとかそういう系意外なら」
セン「へぇ……」
貴方「……てか何でそんな私の事知りたがるの」
セン「え?いやせっかく席もお隣さんになったんやしご縁かなーって思ったから」
貴方「あんたの頭の中はお花畑か」
セン「どういう意味やww」
まぁそんなやりとりを何回か繰り返していると別れ道についた。
セン「俺こっちやから。…また明日な〜!」
と言って手を振ってきた船崎君に渋々振り返した。
貴方「何だかんだであいつに振り回された気がしなくもないけど……まぁいっか」
と言って私も家に帰ったのだった。
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セラ(プロフ) - 初コメ失礼いたします!この作品見ていて、「あっ、こーゆーの好きだわ。」って思いました!!更新頑張って下さい! (2017年11月26日 9時) (レス) id: 4a511f25f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬木レイ&NANA x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/REIkokko4014
作成日時:2017年10月24日 19時