検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:5,861 hit

第6話:帰り道 ページ6

貴方「ギリギリセーフ……」


セン「何とか間に合った……」


急いで案内を終わらせてダッシュで校門を通り過ぎると、2人とも息がきれていた。


貴方「何でこんな事に…だいたい誰かさんが席替えしたいだのどうのこうの言い出したから……」


もともと体力のない私にとってはキツい。


セン「まぁまぁ、間に合ったんやし帰ろ?」


貴方「あーそうだねー……って何で一緒に帰る流れになってるの?!」


セン「え?……帰ってくれんの?」


こてんと首を傾げて聞く船崎君にうっ、となった。


貴方「………解った。今日だけだよ」


まぁ仕方無いので一緒に帰る。


セン「ふふ、ありがとう!」


嬉しそうににこにこする船崎君を無視して先を歩く。その間も船崎君は話しかけてきていた。


セン「ね、家ってどこら辺なん?」


貴方「○×公園の近く」


セン「公民館近くの公園?」


貴方「ここら辺はそこしかないでしょ」


セン「そか。ちなみに好きな動物は?」


貴方「ハリネズミ」


セン「意外や………」


貴方「うるさいな、私だって可愛いの好きなんですーっだ」


そう言って舌を出してベーッ、とした。


セン「いやてっきり猫とか犬とか……」


貴方「猫も犬も好きだけど1番好きなのはハリネズミなの!」


セン「つまり動物は皆好きなん?」


貴方「ワニとかそういう系意外なら」


セン「へぇ……」


貴方「……てか何でそんな私の事知りたがるの」


セン「え?いやせっかく席もお隣さんになったんやしご縁かなーって思ったから」


貴方「あんたの頭の中はお花畑か」


セン「どういう意味やww」


まぁそんなやりとりを何回か繰り返していると別れ道についた。


セン「俺こっちやから。…また明日な〜!」


と言って手を振ってきた船崎君に渋々振り返した。


貴方「何だかんだであいつに振り回された気がしなくもないけど……まぁいっか」


と言って私も家に帰ったのだった。

第7話:登校時にて→←☆第5話:ダメ


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
58人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , そらる , センラ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

セラ(プロフ) - 初コメ失礼いたします!この作品見ていて、「あっ、こーゆーの好きだわ。」って思いました!!更新頑張って下さい! (2017年11月26日 9時) (レス) id: 4a511f25f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:冬木レイ&NANA x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/REIkokko4014  
作成日時:2017年10月24日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。