どうぞ、お姫様！あなたは運命の赤い糸を信じますか？

どっちも心友【モモさんリク】 ページ10

♪デリエリ＆メラスキュラ【取り合い】


✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽









デリエ「ケツから言って、邪魔。」


メラス「あなたこそ邪魔よ。そこを退きなさい。」









冒頭からわからないと思うが、メラスキュラとデリエリの間には火花が散っている。

理由は＿＿









デリエ「ケツから言って、Aの心友は私だ。」


メラス「違うわ。Aの心友は私よ。あなたは″ただの″友達。」


デリエ「お前こそ、″ただの″友達だろ？｣









二人は″ただの″を強調して言う。

喧嘩の理由は今のでわかった通り、Aの心友はどっちかで揉めているのだ。









A「ねぇ、二人共？私はどっちm))))メラス「私がAの心友なの！｣」









Aの言葉をメラスキュラは遮った。









デリエ「いい加減にしろ。」


メラス「それはこっちの台詞よ！｣









二人は今にでも戦いだしそうな雰囲気を醸し出している。









A「ねぇ、二人t))))デリエ「おい、ケツから言って引くなら今だぞ？」｣









またしてもAの言葉は、今度はデリエリによって遮られる。









メラス「嫌。Aの心友は譲れないわ。」


デリエ「手加減しねぇ。」


メラス「私もそのつもりよ！｣









二人が臨戦態勢に入ったときだった。









A「ねぇ、二人共！！喧嘩はやめよう？｣


メラス「あら、A。これは喧嘩じゃなくて争奪戦よ。」


A「どっちでもいいけど、とにかくやめて！｣









メラスキュラの言葉にAはそう言う。









A「私にとって二人共大切な心友だよ｣


デリエ「！」


メラス「……｣









Aの言葉に二人は臨戦態勢を崩して、Aに近づく。









デリエ「その、ケツから言ってすまなかった。」


メラス「私の方こそ、ごめんなさい……」









二人は眉を下げながら謝った。

そんな二人にAは笑顔で言う。









A「じゃあ、仲直りした記念にパフェでも食べに行こうか！｣


デリエ「！行く｣


メラス「私も！」


A「ふふ、じゃあ早速行こ！｣









Aは二人の手を握り微笑むのだった。









彼女の″心友″は二人いる。

二人は仲が悪かったが、彼女によって仲良くなった。

彼女の人の心を動かす力は、未知数なのかもしれない──。

あなたを想うほど【Hibikishaoさんリク】→←♯

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

今日最も相性のいい十戒は？

ガランと相性抜群！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す