どうぞ、お姫様！あなたは運命の赤い糸を信じますか？

初代王に愛され過ぎています【レナ♪さんリク】 ページ8

♪グロキシニア【溺愛】


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A「ヤバいヤバいヤバい……！！｣









こんにちは、みなさん。

ただいま、私Aは″あの方″から必死で逃げています。

いや、何でこうなったか気になりますよね！

あの時はこんなことになるなんて少しも思っていませんでした。









✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽









グロキ「A〜！大好き！愛してるっス！｣









彼はそういってAの頬に自分の頬をくっつけてスリスリする。









A「私もロキのこと大好きだよ。でも、離れて(暑いから)｣


グロキ「え？何でっスか？大好きなら離れなくても良いじゃないっスか。」









グロキシニアはAの言葉にさも当然のごとくそう言う。









A「いや、だから))))「浮気してるんスか？！あたしはこんなにもAを愛してるのに、Aは浮気してたんスね？｣｣









彼はAの言葉を遮ってそう言った。

Aは″しまった″という顔をする。









グロキ「Aがいなくなる？ううん、そんなのダメ、あたしが絶対許さないっス……。他の男のところに行くくらいならいっそあたしの手で……」


A「(怖い怖い怖い怖い……！！え、どうしてこうなった！？え、え、何で？！)」









Aはグロキシニアの呟きを聞くと、無言で立ち上がった。(心の中は喋りまくってるけど)

そして彼から距離をとろうとするが……









…ｷﾞｭｩｯ…









グロキ「どこ行くんスか？いかせない……手、離すとでも思った？｣


A「……ごめん……！｣


グロキ「！｣









Aはグロキシニアに回し蹴りをかますと、グロキシニアが怯んだすきに逃げた。

冷静に見えるが、Aの心の中はかなり嵐級だ。

で、冒頭に至る。









A「というか何で？！私暑いから離れてって言っただけなんだけど！」


A「というか浮気とか絶対しないし！後が怖い！！｣









そう言っていると突如、体のバランスが崩れる。









…ｶﾞｼｯ…ﾎﾟﾌｯ









A「！！｣

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