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次の日、またあの少女がいないかとグロキシニアは一人であの桜の木の場所に来ていた。
グロキ「はぁ……そう簡単に会えるわけないかぁ……」
グロキシニアが諦めて帰ろうとした、そのときだった。
???「あれ、あなたは昨日の……。ふふ、まさか会えるなんて思わなかった。」
グロキ「!!キミは……」
後ろから名も知らない昨日の少女の声がした。
グロキシニアは自分では気がついていないが、すごく嬉しそうに笑った。
???「また来てたの?」
グロキ「まぁ、暇だったスから……。」
???「桜が大好きなのね。」
少女は少し嬉しそうにそういう。
そんな少女にグロキシニアは少しずつ、でも確実に惹かれていた。
それは、少女も同じこと──。
???「昨日は聞けなかったけど、名前を教えてもらえる?」
グロキ「あたしっスか?あたしはグロキシニアっスよ。……キミは?」
???「Aよ……。グロキシニア、とても素敵な名前ね──」
Aと名乗った少女は昨日と同じように、微笑んだ。
グロキ「A……。」
A「なぁに、グロキシニア?」
グロキ「よ、呼んでみただけっスよ。」
グロキシニアは恥ずかしかったのかそっぽを向いた。
そんなグロキシニアを見たAはおかしそうに笑う。
A「ふふふ、グロキシニア、あなたってすごく面白い。」
グロキ「そ、そんなことはないっスよ?」
グロキシニアは少し嬉しそうにそう言った。
A「ねぇ、グロキシニア?」
グロキ「なんスか?」
Aの鈴の鳴るような優しい声を聞くたびにグロキシニアはやはり、心音が上がる。
A「グロキシニアがよければなんだけど……2ヶ月の間だけでいいから、もっとあなたと喋りたい──。」
グロキ「!!あたしもっス!」
Aの言葉にグロキシニアはそう言った。
この日から、グロキシニアとAはこの桜の木の下で逢うようになったのだ──。
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
今日最も相性のいい十戒は?
ガランと相性抜群!
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M・Mっち - ゆっこさん» ゆっこさん!コメント嬉しいです!爆笑したんですか?なんか照れますね!←よかったらリクエストも受け付けております! (2018年6月16日 23時) (レス) id: 0cd44bd8f0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - あ、あの、ゆっこです!面白すぎて何度か爆笑しました←マジです( ´ ▽ ` )ノ私の小説にコメントありがとうございます!M・Mっちさんの事応援してます (2018年6月15日 19時) (レス) id: 156fe364b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ - あ、あの、ゆっこです!面白すぎて何度か爆笑しました←マジです( ´ ▽ ` )ノ私の小説にコメントありがとうございます!M・Mっちさんの事応援してます!! (2018年6月15日 19時) (レス) id: 156fe364b1 (このIDを非表示/違反報告)
M・Mっち - 躪樺さん» ありがとうございます!!またリクエストしてくださいね!! (2018年6月9日 21時) (レス) id: 0cd44bd8f0 (このIDを非表示/違反報告)
躪樺 - リクエスト聞いていただきありがとうございます!続編も楽しみにしています。応援しています。 (2018年6月9日 19時) (レス) id: 17acf761e8 (このIDを非表示/違反報告)
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