どうぞ、お姫様！あなたは運命の赤い糸を信じますか？

♯ ページ13

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…ｶﾞｷｰｰｰﾝ









A「っ！……参り、ました……｣









持っていた剣を弾かれ、首に武器を当てられたAはそう言う。









メラス「そこまでよ。勝者、ガラン！｣


ガラン「ふはは、まだまだだな。A！｣


A「やっぱり師匠最高です！！また今度手合わせしてください！｣









Aは期待のこもった目でガランを見る。









ガラン「まぁ、いいぞ。A、お主はまだまだじゃが、もっともっと強くなる。｣


メラス「えぇ、センスはあるわ。頑張ってね。｣









メラスキュラとガランはAの頭を軽くポンッと撫でると行ってしまった。

残されたAはメラスキュラ達に撫でられた頭を自身の手で触りながら、ガラン達の後ろ姿を見るのだった──。









少女は今はまだまだだが、もっともっと強くなる。

少女の力が覚醒すれば、十戒を越すほどの力になることは間違いない。

そして、それはあまり遠くない未来なのかもしれない──。









✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+









〜おまけ〜





グロキ「ガランとA、また戦ってるっスね。｣


ゼルド「毎日毎日よく飽きないな。｣


ドロー「ですが、日に日にAが強くなっていることも事実……今は私たちを尊敬してますが、力が覚醒すればどうなるんでしょうね……。｣


グロキ「ん〜あの子のことっス。きっと今まで通りあたしらを慕ってると思うっスよ。何せ、あの子は欲どころか、自分の強さに全く気がついていないんスから。｣


ゼルド「そうだな……。あいつは、人間なのに本当に人間かと疑うほど綺麗な心を持ってる。｣


ドロー「そうですね……。彼女はきっと、これから先私達を救ってくれる……私はそんな感じがします。｣


グロキ「そうっスねぇ……｣


ゼルド「……｣









ガランとAが戦ってる最中、三人はこんなことを話していたとか──。

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今日最も相性のいい十戒は？

ガランと相性抜群！

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