平成跳の10人目はテキトー過ぎる医者(仮)でした

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山田side







伊野ちゃんが撮影に行ったんで俺が代わりにAの面倒見ることになりやした。







いや、何、あの、伊野ちゃんが行った後にわかりやすくすねんのやめて、俺傷つく。←







「ねぇねぇいのーちゃんはー？」





山「今撮影に行ったけど？」







……これ、かなりやばくね？ 熱が高くなってきたのか呂律が回っていない。







さっきから俺によっかかっている身体は異様なくらい熱い。








「ねぇりょーちゃん、たまごくらぶっておいしーかな？」





山「……っ、ちょっと来て、」







熱で頭がやられたのかおかしなこと言い始めたのでアウトです。







ふらふら歩くAの身体を支えてなんとか医務室へ。俺医務室嫌いだけど。((







「おれてんてきやだよ？」







周りの景色を見て何をするか察したらしい。点滴やだって……貴方一応医者ですよ……。







山「うんそうだねぇ。点滴いやだけど我慢してねぇ」





「りょーちゃんだっててんてき、きらいなくせに！」←







……図星。←







いやだって！！ 怖いじゃん！！ 体の中に異物が入ってくる恐怖！！ わかる？？！！←







……じゃあ逆にこういうの好きな人いるの？ ばかなの？？←







伊「山田ースタッフさんからここに行ったってきいたけどー？」





山「あ、伊野ちゃん。熱高すぎてやばいから点滴させた」





伊「ちなみにきくけど何度？」





山「……３８℃越え」







はい、次山田の撮影だから、と言って俺を追い出した(言い方)伊野ちゃん。どうやら今日のAは伊野ちゃんにデレデレらしい。








……別に寂しくなんかないし。(この小説の山田さんの寂しい意地っ張り率よ)←

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