55*正直に伝えよう ページ7
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そして水族館を出て、小瀧くんが立ち止まる。
『…ん？どうしたの？』
小瀧「…Aさん、話があるんです」
『…私も。
あ、でも、小瀧くんからどうぞ』
小瀧「…すいません。
Aさんは、今日、楽しかったですか？」
『え？うん、楽しかったよ？』
小瀧「ほんまに？」
『うん、ほんとに』
小瀧「…ならよかったです。
…Aさん？」
『は、い』
小瀧「…別れましょうか」
『え…』
小瀧「好きなんですよね、流星が」
眉毛を下げて微笑みながらそう言う小瀧くん。
こんなに辛い思いをさせてしまっていたことに、私は気付いた。
『…ごめんね、小瀧くん』
小瀧「…Aさんの話が聞きたい。
ちゃんと。」
真っ直ぐな瞳で、私を見つめる。
私は、素直に自分の気持ちを伝えた。
『…私ね、小瀧くんといる時、楽しかった。
心の底から言える。本当に楽しかったし、
幸せだった。
でも…頭に浮かぶのは、藤井さんだった。
小瀧くんを利用して、藤井さんを忘れようとしたけど…無理だった。
ごめんなさい。
小瀧くんを利用して…本当にごめんなさい』
私は頭を下げて謝る。
小瀧「それはええんです。
俺がそうさせたんで。」
そうやってまた小瀧くんは笑う。
『…あと、もうひとつ。
謝りたいことがあるの。』
小瀧「流星とキスしたことですか？」
『…っ
う、ん』
小瀧「ええんです。気にしないでください。」
『…でもっ
否定できなかったの…。小瀧くんと付き合ってるのに。
…ごめんなさい』
小瀧「…ふふっ笑
俺も、楽しかったですよ？Aさんと一緒にいれて。」
『小瀧くん…』
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しまだんご - これはYSSBのムービーの流星を想像するのが一番！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: ebab75b1ca (このIDを非表示/違反報告)
★ - 52【俺の方がが身長がデカイ】→「が」1つ多い パート1のコメント欄に間違い4つ指摘したので直してもらえたら嬉しいです。 (2017年8月5日 0時) (レス) id: 1a0acc03b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2017年7月25日 14時
