53*そうしてまた私は嫌いになる ページ5
Aside
.
私は人生で一番の過ちを犯しているのかもしれない。
彼氏がいるのに、別の人と夜を過ごした。
こんなの、浮気だって言っても過言ではない。
どうして私はあの時、藤井さんを否定することができなかったのだろう。
逆に求めていた自分がいて、
もう、自分がわからなくなった。
でも、一番辛いのは、私じゃなくて、藤井さんでもない、小瀧くんだ。
謝ろう。正直に言おう。
直接会って、素直に謝ろう。
言い訳なんかしないで。
自分の気持ちを正直に。
.
そして、小瀧くんと帰る帰り道。
『ねぇ、小瀧く「Aさん」
…は、はい』
小瀧「また今度デートしませんか？」
『デート…？』
小瀧「そうです。
今度は水族館とかどうかなって思って」
『水族館…。うん、いいね。
行こっか』
小瀧「ほんまですか？よかった」
『ねぇ、小瀧くん？』
小瀧「ん？」
『…あ、いや…
楽しみにしてるね、デート』
小瀧「ふふふ笑 はい」
あぁ。言えなかった。
馬鹿だ私。
どうして謝ることができないの？私は。
ごめんなさい。
この一言を言えば、その先の話は話しやすくなるのに。
また、自分のことが嫌いになった。
54*やっと気付いた→←52*憧れだからこそ負けたくない(望side)
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しまだんご - これはYSSBのムービーの流星を想像するのが一番！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: ebab75b1ca (このIDを非表示/違反報告)
★ - 52【俺の方がが身長がデカイ】→「が」1つ多い パート1のコメント欄に間違い4つ指摘したので直してもらえたら嬉しいです。 (2017年8月5日 0時) (レス) id: 1a0acc03b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2017年7月25日 14時
