52*憧れだからこそ負けたくない(望side) ページ4
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俺は、いとこの流星を昔から羨ましがっていた。
藤井「望、大丈夫か？」
俺が小さい頃、公園で怪我をして、
俺をおぶって家まで送ってくれた流星。
小学校の頃、友達ができなくていつもひとりで、いじめられていた時も
藤井「何やってんねん、お前ら」
流星が偶然俺を見かけて助けてくれた。
いつも俺を助けてくれるそんな流星のことが好きやった。
かっこいいなって。
流星は俺にとって、小さい頃からヒーローみたいな存在の人やった。
顔は俺よりイケメン。
友達も多いし、流星のそばにはたくさんの人がいた。
彼女もいてすごくモテていた
流星に、ものすごく憧れがあった。
流星に勝っていることなんてそんなになくて、
唯一勝っていることは、俺の方がが身長がデカイっていうことしかなかった。
だからこそ。羨ましがっていたからこそ。憧れていたからこそ。
今、Aさんを渡したくないんだ。
また、負けるのは嫌だ。
渡したくない。その気持ちが強くなる。
でも俺は、心の中で “ もう諦めよう ”
そう思っている。
だって、Aさんは俺じゃなくて
流星が好きやから。
忘れられないんや、Aさんは。流星を。
そのふたつの気持ちが俺を悩ませる。
53*そうしてまた私は嫌いになる→←51*渡したくない(望side)
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しまだんご - これはYSSBのムービーの流星を想像するのが一番！ (2020年3月11日 22時) (
レス) id: ebab75b1ca (このIDを非表示/違反報告)
★ - 52【俺の方がが身長がデカイ】→「が」1つ多い パート1のコメント欄に間違い4つ指摘したので直してもらえたら嬉しいです。 (2017年8月5日 0時) (レス) id: 1a0acc03b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2017年7月25日 14時
