コドモ扱い（青）

33*初デート ページ35

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そしてまた小瀧くんに家まで送ってもらった。









『小瀧くんありがとう』









小瀧「いえいえ


あっ、Aさん」









『？はい』









小瀧「土曜日、予定空いてます？」









『土曜日？…うん、予定は入ってないと思う』









小瀧「そしたら、どっか出かけませんか？


あっ…じゃなくて



デート、しましょ」









ニッコリ笑いながらそう言う小瀧くん。



お出かけ、じゃなくて、デートって言って照れてる小瀧くんを見てたら、私も釣られて照れてしまう。





可愛いなって。









『うん、いいよ。デート、しよっ』









そしてまた小瀧くんが照れる。









私、小瀧くんの事好きになれるかも。









なんて甘い考えをしてしまった。









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そして土曜日。









ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ







小瀧くんが家に迎えに来てくれた。









小瀧「おはようございます」









『おはよう』









小瀧「…」









黙って私の服をじっくり見る。









『え、あ…似合ってなかった…？』









小瀧「あ、ちゃうんですちゃうんです！


…めっちゃ、可愛ええなって思って」









『…っ あ、りがと


小瀧くんも凄くかっこいい』









小瀧「んふふっ ありがとうございます」









白のTシャツにジージャン、黒のズボンに白のスニーカー、そして左耳にはピアス。









ほんとに、小瀧くんはスタイルがいいから何を着ても似合う。








モデルをやればいいのになって考えたり。









小瀧「じゃあ、行きましょっか」









『うん』









歩いて駅まで行く途中、小瀧くんは自然と私の手を握り、手を繋ぐことになった。

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