【流星のロックマン】青い流星と電波少女-第３幕-

☆３３話 ページ4

ゴン太と委員長がロックマンについて熱く語る。目の前のロックマン本人は呆気に取られてる。

委員長曰く、今回の劇はトラック暴走事件をモデルにしていて、主演女優(らしい)の委員長が謎の牛男に襲われて、颯爽とロックマンが助けに来る……という物語らしい
ちなみに私は"謎の少女"という役名で、最後にロックマンと話をちょっとして去る、という役をもらっている。
そして、この脚本はとっても評判がいいがロックマンは架空の人物だと思われているらしい(キザマロ談)

ルナ｢ロックマン様はぜっったいにいるわ！私は信じてる！困った人がいたら絶対に助けに来てくれるの……そう、あの方はヒーローなの！｣

スバル｢ひ、ヒーロー!?｣

A｢……ほう｣

ルナ｢さっきから貴方、やけにリアクションが大きいわね……｣

ピスケス｢あら、バレる？｣

A｢周波数でわかるんじゃなかったの？｣

ピスケス｢それはA限定なのよ｣

A｢なにゆえ｣

ルナ｢もしかして、ロックマン様のファンになった？｣

スバル｢は、はは……｣

ピスケス｢バレなかったわね｣

A｢そうね……ヒーロー、か｣

スバルがそんな風に思われているなんてね

ピスケス｢……ホントにねー｣

A｢ちょ、また読んだ？｣

ピスケス｢もっちろん｣

A｢あのねぇ……｣

ふと上を向いた。なんで向いたのかは分からない。
そして、目に入ったのは、ウェーブロードに乗っている電波人間。
そいつの足元には、照明。
ロックがスバルに危ないと言った。

ピスケス｢A、私たちも危ないわ!!｣

A｢う、うん！｣






ガッシャーン!!!!

☆３４話→←☆３２話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す