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9. ページ9

涼介.



涼「……Aちゃん、どうしたんだろ」

大「仕事の話じゃねえの?」

涼「それにしては、何か重い雰囲気だったような」




「そう?」なんて首を傾げる大ちゃん。いや、まあ、俺の思い過ごしならそれが一番良いんだけど。本人も何も知らなさそうだったし、仕事の話が一番しっくりくるかも。

それでも何となく落ち着かなくて、スマホの画面を無駄にスクロールしたりして。




知「……撮られてたりして、この前の」

涼「は……この前のって、車の?」

光「車?何したんだよ、お前ら」

涼「いや……俺と知念が酔っちゃって、Aちゃんの車に乗せてもらったんだけど」




まあ確かに、知念は先に車に乗ってたから……店から車まで、二人きりで歩いてたら撮られてもおかしくない。多分日付跨いでたし、あらぬことを想像されたって変じゃないよな……どうしよう、急に不安になってきた。




裕「でもさ、それならやまも呼ばれなきゃおかしくない?」

涼「あ〜……そっか、それもそうだわ」

薮「じゃあやっぱり違うんじゃない?舞台とかドラマ決まったりさ」

伊「ありえる。働き詰めで体調心配になるけど」

雄「舞台とかだと体力勝負だもんな〜」




途端に笑い声で包まれる楽屋。Aちゃんにとってプラスなことならいっか……ほんの少しの不安な気持ちは吹っ飛んで、笑顔で戻ってくるであろう彼女に想いを馳せた。

……のも、つかの間。ノックと共に楽屋に戻ってきたのはマネージャーさんで、Aちゃんはいない。




「皆さん、お時間大丈夫ですか?」

薮「あ、はい。どうしました?」

「実は、」




彼女が抱えている冊子に、胸がざわついた。

10.→←8.



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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…!私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです( ; ; )(笑)今後ともよろしくお願いいたします! (2021年8月17日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして!昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました!メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です!!^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております!笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:流星 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月10日 2時

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