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貴方.
涼「内緒ってなに、Aちゃん」
『ん〜？もう何話してたか忘れちゃった』
涼「そんなわけあるかい」
楽しそうに笑った涼介の後ろから手元を覗く。魚を使ったおしゃれな料理っぽいけど……あまりよく分からない。当たり前のように魚を捌いてしまうのが凄いなあ。三枚におろすとか、何で三枚なのかも分からないレベルだもん、私……
『……私にできることある？』
涼「え？」
『私、……彼女っぽいこと、涼介にしてあげられてないなあ』
彼の肩に顎を乗せて、ぼんやりと手元を見つめる。私がそばに来たときから、包丁を扱うのはやめて……周りをよく見ていて、常に気を遣える人なんだなあなんてしみじみ。
流れるように丁寧に手を洗って、水分を拭いて。「綺麗にしたから触ってもいい？」なんて、ダメなわけないのに。
こくりと小さく頷けば、涼介は私の頭を撫でる。そして気が付けば、そのまま彼の腕の中に閉じ込められた。
涼「Aちゃんはねぇ……ただ隣にいてくれたらいいよ」
『……ずるいね、イケメンの回答だよ』
涼「残念ながら本心ですよ？……俺の隣で、例えば俺の作った料理を美味しい！って食べてくれたら、それで」
ずっとずっと、私より小さいと思っていた涼介の背中。いつの間にか広くなったその背中に、私は守られるようになっていて……そっと腕を回して抱きつけば、涼介はゆらゆらと揺れる。
『……できた彼氏だ、』
涼「ん〜……Aちゃんに、捨てられたくないからね」
『涼介のこと、捨てるわけないよ』
涼「……じゃあ、俺もそれと同じ。どんなAちゃんのことも好きだよ」
「納得してくれた？」と笑う涼介に、きっと私は敵いっこない。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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