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涼介.
『……何か新鮮だね』
涼「ん？」
『涼介に頭撫でられるの』
俺にもたれかかっているから、Aちゃんの顔は見えないけど。声のトーンから笑っていると分かる。可愛いなあなんて、意識しなくても口角が上がっちゃって……今はどうか、このままで。なんちゃって、
そっと手を下ろすと、ちょん、と控えめに触れる小指。たった一瞬のことでも、全神経がそこに集中する。
『涼介、』
「どうしたの」なんて聞く暇もなく……Aちゃんは、俺の手をそっと握って、指と指を絡める。あれ、これ、恋人繋ぎじゃん……まるで中学生みたいにスローペースだけど、少しずつ進展してるんだなあと思った。
繋がれた右手に、ほんの少しだけ力を込める。二人して手が熱くて、笑えてしまった。
涼「……な、んですか」
『ん〜？……手、繋ぎたかったから』
「ダメ？」なんて、今度はしっかりと俺の顔を覗き込んだ。……その表情はとんでもなくずるくて、落ち着き始めていたはずの鼓動がまた速くなる。ダメなわけないけど……可愛すぎるのはどうにかしてほしい。俺が死ぬ。
控えめに首を横に振れば、Aちゃんはにこにこと笑った。
『……何かね、私たちってずっと親友みたいな関係だったわけじゃん』
涼「確かに……」
『恋人らしいことって何だろうな〜と思いまして』
悪戯っぽく笑ったAちゃんは、「ドキドキした？」なんて繋いだ手を軽く上げた。楽しそうにゆらゆらと手を揺らすその姿を見たら、何だかもう色んな気持ちが抑えきれなくなって……
Aちゃんの甘い匂いが、鼻を掠めた。
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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして！コメントありがとうございます（＾_＾）どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…！私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです（ ; ; ）（笑）今後ともよろしくお願いいたします！ (2021年8月17日 0時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして！昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました！メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です！！^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております！笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)
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