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37. ページ37

涼介.



涼「……は〜、やっべえ」




シャンプー類やスキンケア用品は、人よりも揃っている自信があった。だからAちゃんが使っても何も問題がないと思うし、少しでも疲れた体を労ってほしいっていうか……ただそれだけだった。

でも自分の家で、好きな人が……彼女が、シャワーを浴びている。付き合ってまだ一日も経ってないのに、そのシチュエーションはまずすぎる。


昨日は眠ってしまったAちゃんをベッドに寝かせて、俺はゲーム部屋で夜を過ごした。たとえ距離を取ったとしても、とても眠れる状況じゃなかったし……

手を伸ばせば届く距離に、Aちゃんがいる。それだけのことが、俺を惑わせてしまう。




『ふぅ……ありがとう、涼介』

涼「わ……」




ガチャ、とドアが開く音がしたかと思えば、濡れたままの髪をタオルで拭きながら出てきたAちゃん。

まだ人前で着ていない、買ったばかりのシンプルなTシャツ。服くらいは貸せるし……そう思って渡したところ、サイズはそこまで変わらなかったらしい。何か悔しいな……もっとこう、ダボダボをイメージしてた。


色んなことが頭の中に押し寄せて、それら全てを処理しようとする前に事が起きてしまうものだから。上手く言葉にできなくて、やっと出てきたのは「いえいえ」という一言だけ。




『ね、涼介何のスキンケア使ってる?めっちゃ肌馴染み良いかも』

涼「ほんとに?またあげるよ、今度」

『え、申し訳ないな』

涼「……ふふ、Aちゃんのお役に立てるなら」




お風呂上がり特有のほんのり赤い頬をぺちぺちと叩いたAちゃんは、「何それ」とおかしそうに笑った。……本心なんだけどなあ?

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流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…!私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです( ; ; )(笑)今後ともよろしくお願いいたします! (2021年8月17日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして!昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました!メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です!!^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております!笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:流星 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月10日 2時

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