検索窓
今日:32 hit、昨日:53 hit、合計:148,820 hit

7. ページ7

涼介.



知「あ、やっと来た」

涼「知念……起こせよ、」

知「揺すっても起きない涼介が悪い」




「僕酔うから後ろで」なんて言って、当たり前のように後部座席に座っている知念。ここで俺が助手席に座らなかったら何か変だし……自然な流れで助手席に座ると、Aちゃんはにこりと微笑む。




涼「どうかした?」

『ううん、涼介を助手席に乗せるなんて初めてかもって思って……』

涼「……あ、確かにそうだね。俺が乗せることはあったけど」

知「そうなの?」

『うん、皆大体私には運転させないでしょ』




「侑李以外ね」といたずらっぽく笑ったAちゃんは、慣れた手つきでハンドルを回す。あ〜、女の子に運転させるなんて申し訳ない。それがあのAちゃんだから、助手席に座ってるのは役得のような気もするし……まあ今度挽回するとして、今は満喫しておくか、なんて。

お酒が程よく回っているから、やっぱり頭がふわふわする。今日くらいは良いかなあ……




知「Aと涼介、そうやって隣に並んでると撮られそうだね」

『……縁起でもないこと言わないでよ』

知「メンバー同士だからないとは言い切れないじゃん。二人とも顔が売れてるから余計に」

涼「まあ……そうなったら、そのときはそのときだ」

『だねぇ……』




ファンの皆は信じてくれるだろうし、もちろんメンバーも。

万が一にでもそんなことになったら、本当に申し訳ない。だけど、俺だって一人の男なわけで……もしも憧れの人と恋人だと噂されてしまったら。多少なりとも嬉しく思ってしまう。それは仕方ない、うん。




知「……ま、僕はどうなっても応援するけど」

『ん?侑李何か言った〜?』

知「別に〜。運転に集中してくださぁい」

『そこは任せてよ!ゴールドなんだから、免許』

涼「ははっ、頼もしいね」

8.→←6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
501人がお気に入り
設定タグ:山田涼介 , Hey!Say!JUMP , JUMP
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

流星(プロフ) - showtimeさん» はじめまして!コメントありがとうございます(^_^)どちらも読んでいただけているとのこと、とても嬉しいです…!私自身少し見切り発車で書き始めてしまったので、お気遣い本当に有り難いです( ; ; )(笑)今後ともよろしくお願いいたします! (2021年8月17日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
showtime(プロフ) - はじめまして!昨日から紅一点を読ませていただいてこちらも気になり読ませていただきました!メンバーそれぞれの雰囲気といい話の展開もとても読んでいて楽しくて最高です!!^ ^並行で大変かと思いますがどうか気負いされませんよう、、願っております!笑 (2021年8月16日 16時) (レス) id: cbd3c1c59a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:流星 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年8月10日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。