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貴方.
『えっ……とぉ、愛の言葉とは?』
伊「はい、その名の通り愛を伝えてもらいます!」
『急にテンション高いなこの人』
光「これのために今日頑張ってるからね(笑)」
なぜかテンションマックスな二人によると、「せっかくゲストに来たのだから、普段は聞けない愛の言葉を聞きたい!口説かれたい!」とのこと。……口説くのは二人の仕事じゃなかったっけ?気のせい?
『あ〜……なるほどね。慧と光を口説けばいいのか』
伊「理解が早いねぇ〜、最高」
光「おい、これ家で聴いてるんじゃないからな(笑)」
伊「いやもう感覚はそうなんだけどね(笑)」
まずは光から。口説くって言っても、何て伝えればいいのか……一緒にいる時間が長すぎて、感謝の想いを伝えるには一言じゃ足りないし。うーん……
『……あのね、私が困ってるときとか落ち込んでるとき、真っ先に隣に来て支えてくれる光が好きだよ』
光「……」
『だからこれからも、ずっとそばにいてね?』
「約束だよ」と小指を差し出せば、「……はい」と遠慮がちに指切りをしてくれた光。
照れくさそうに笑う二人が面白いから、恥ずかしいというより楽しいが勝つな……(笑)いつもの仕返しまでいかないけど、恥ずかしい思いをさせてやりましょう!ここまで来たら!次は慧!
『慧ってさ、テキトーだけど私のこと大好きだよね?』
伊「……ふ、」
『何笑ってんの?……まあ良いよ、私も好きだから。彼女になってあげなくもないかな〜なんて、』
伊「……いやぁ、やっばい!」
二人して立ち上がって拍手をするものだから、現場にいるスタッフさんも大爆笑。「ひゃ〜」なんて声をあげて恥ずかしがる光に、目に見えて分かるほど興奮してる慧。よし、無茶振りに負けなかったぞ。
光「まずさ、タイプを分けてくるのが女優さんだったね。俺らAのこと舐めてたわ」
伊「いや、完敗だって……今度山田とかにやってあげなよ」
『何でよ(笑)』
光「死ぬぞ、あいつ(笑)」
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