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貴方.
「A先輩！」
『わ、日向くん。どうしたの？』
「これ、研磨から預かりました！」
『研磨くんから？』
何かを握りしめて走ってきた日向くん。「どうぞ！」と差し出してくれたそれは、ノートの端を千切ったのか、どこか不揃いな紙切れ。折られていたそれをそっと開くと、中には昨日くれたメロンソーダの飴が挟まれていた。
『飴……』
「あ、それ研磨の好きなやつです！」
『え！そうなの？』
「はい！黒尾さんはいっつもハッカしかもらえないって言ってました！」
『ふふ、そうだったんだ』
実は昨日もらった飴、まだ食べれてなくて……もったいないと思ってしまった。あの研磨くんが、少しでも私に心を開いてくれた証のようなものだから。
音駒と本格的に交流するようになって、まだ一年も経っていない。黒尾くんたち三年生とは親しくなれていると思うけど、他の学年……特に研磨くんとはあまり話せていなかった。とても賢くて、面白いプレーをする人。その程度の印象だったけど、どうしても話してみたかった。
詰まるところ、研磨くんのことが気になっていたのだ。ずっと。
「……あ、あのっ！その紙、何か書いてませんか？」
『へ？』
ソワソワとした様子で、私の顔を覗き込む日向くん。そういえば、何でノートの紙切れなんか……左手に握ったままのそれを捲ると、ボールペンで丁寧に書かれた文字列が目に入ってくる。
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ピンス(プロフ) - ナンパ？から研磨が手を引っ張っていく所ドキドキしました！面白いので好きです!続き楽しみにしてます‼︎ (3月16日 8時) (
レス) @page41 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 海月そよ@モチベ低下中さん» はじめまして！ありがとうございます（ ; ; ）嬉しいです…のんびり更新ですが、先日映画を見たばかりで書きたいものが溜まっているので、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (3月6日 23時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
海月そよ@モチベ低下中(プロフ) - はじめまして。お話の展開がテンポ良くて読みやすいので好きです!続きが気に成ります… (2月21日 7時) (レス) @page37 id: e95fda6ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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