16. ページ16
貴方.
雄「A、」
『へ……』
顔を覆って泣いていると、ふわりと雄也の匂い。そしてすぐに背中をさすられて、乱れていた呼吸が元に戻っていく気がした。……何だろう。大きな手に守られてるみたいで、ほっとする。
床に膝をついて、ソファーに座っている私に合わせるように屈んでくれる雄也。そっとその背中に腕を回せば、「そうそう」なんて嬉しそうに笑ってくれた。
雄「俺らもどこまで対応したら良いか分かんないときあるけど……ほら、これだけ人数多いんだからさ。8人の胸貸せるよ。日替わりで良いじゃん」
大「そうだなあ、今日はもう�睫擇世�ら……明日どうする？」
涼「あ、俺！俺が良い！」
知「お〜、涼介にしては頑張ったね」
涼「うるせ。……Aちゃんがしんどいとき、大体BESTがそばにいたからさ。たまにはっていうか、これからはっていうか……俺も、支えてあげたくて」
『みんな……』
きっとメイクもぐちゃぐちゃで、酷い顔をしているはずなのに……個人撮影が終わって戻ってきた裕翔は、にこにこの笑顔でタオルを渡してくれた。
裕「はい！お腹はあっためて、目元は冷やそうね。仕事は完璧にやり抜きたいAのこと、俺たちはちゃんと分かってるから」
『裕翔……ありがとう、』
薮「雄也も言ってたけど、せっかくこれだけ人数が多いんだから……一人一人を頼って良いんだよ、A」
「俺たち全員待ってるからさ」なんて、宏太の優しい笑顔。それだけで全てを認められて、そのままで良いんだよと言ってもらえてるような気分になる。
『ありがとう、皆……』
Hey!Say!JUMPにいられて、皆と出会えて良かったなあなんて、毎日のようにそう思うのです。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 574人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
流星(プロフ) - ぽんさん» ぽんさん、はじめまして！コメントありがとうございます！個人的に夢主ちゃんのキャラが気に入っているのでとても嬉しいです…！数ある紅一点小説の中から、この作品を読んでいただきありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします（＾_＾） (2021年8月3日 1時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 初コメ失礼します！夢主ちゃんもJUMPも可愛くて何度も読み返してしまいます！紅一点小説の中で1.2を争うほど好きです！ (2021年8月3日 1時) (レス) id: 5e4ffc1dfe (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - knさん» knさん、はじめまして！コメントありがとうございます。楽しんでいただけているとのこと、とても嬉しいです（ ; ; ）これからもよろしくお願いいたします。 (2021年5月22日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
kn(プロフ) - 毎回楽しく拝読させて頂いてます！続きを楽しみに待ってます（＾_＾） (2021年5月19日 1時) (レス) id: 1cf9fa6049 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美紀さん» 美紀さん、はじめまして！コメントありがとうございます。返信が遅れてしまいすみません…！わたしもセブンさんたちが特に好きです（＾ν＾）お気遣いありがとうございます！美紀さんも気をつけてくださいね。 (2021年5月12日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
