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貴方.
『……まあ、でも、晶哉が思ってるようなことはないな』
佐「え？」
『まず、斗亜は未成年やし』
「守るべき後輩やから」と呟けば、晶哉は目を丸くさせて、数回瞬きを繰り返した。
もちろん、晶哉が不確かな噂話を広めるような子じゃないのはよく分かってる。そもそも私の周りにそういう人はおらんし。
ただまあ……念入りに釘を刺しておいて困ることはないやろうから。
18歳って大人みたいなもんやけど、実は制限だらけでまだまだ子供やし。実際のところ大半が学生なんやから、ほんまに子供やねん。悪い意味じゃなくて、世間一般的に。
来年には成人扱いになるらしいけど、法律的に出来へんこともいっぱいある。
やから、尚更守ってあげないとあかんねん。
佐「そんな変わらんけどなあ、斗亜とAちゃん」
『……見た目の話やったらありがとうやけど』
佐「並んで步いとっても違和感ないで？」
『晶哉、5歳差って結構あるで。斗亜が生まれたてのとき、私なんか走ったり喋ったり出来てんから』
佐「何でその例えに辿り着いちゃうん……」
割りとジェネレーションギャップを感じることもあるし、話合わへんのかなあって思ったりもする。
実際に遡って考えてみたら、人間としての発達にこんなにも差が出る歳の差なのだ。もし万が一好きになってくれたとしても、何かこう……年上への憧れとか、幻想のようなものが理由なんじゃないかとまで思ってしまう。
周囲から「誑かした」と揶揄われるような気もするし。
『可愛いもんはいつまでも可愛いし、成人するまではなあ……』
佐「……まあ、分からんでもないけど。責任負うんはAちゃんやから」
『そうよ？やから晶哉も1人で私の家に来たらあかんねん』
佐「あと2ヶ月が長いなあ」
『まあ、あっという間やし。それに来ても何もないで』
保護対象の中に、もちろん晶哉も含まれている。
あともう少しで20歳を迎えるとは言え、私にとってはいつまでも年下の後輩やし。どんだけ言われたって甘やかすし、守りたいと思うよ。
ただまあ、分かってはくれへんやろうなあ。
彼らは男の子で、ある瞬間から「女の子は守るもの」という共通認識を持つようになるから。有り難いけどね。
後輩という肩書きがあれば上手くいったものが、だんだんと上手くいかなくなる。
それが怖いから、私は守られたいとは思えない。
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
