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貴方.
『はー！楽しかったあ！』
佐「Aちゃん、ほんまにもう大丈夫なん？終わってから顔色は良くなったけど」
『何かさ、ほんまに楽しすぎて頭空っぽになってもうて、気付いたらめっちゃ元気！』
佐「そっか、それ聞けて安心したわ」
カウントダウンコンサートを終えて、私たちがグレショー期間中に仮住まいとして暮らしていたホテルへと帰ってきた。
明日……言うても今日か。お昼頃には新幹線に乗って一旦大阪に帰るんやけど、それまではフリータイムみたいなもんで。すぐ寝ようかと思ったけど、案の定目が冴えて寝られへんかった。
流石にこの時間は冷えるなあ、なんて晶哉と2人でホテルまでの道を歩く。コンビニで買い込んだ食料は、全部晶哉が持ってくれていた。
『ごめんなあ、買い出し付き合わせて。眠くない？』
佐「どうせ新幹線で寝るし、暇やったから大丈夫やで。そもそもAちゃんが俺おらなあかん！て言うたんやん！」
『ちゃう！それは語弊あるわ！』
晶哉を連れてきたのには、ちゃんと理由があって……
斗亜にお礼は何が良いか聞いたところ、「大阪まで一緒に帰りたい」「それまで一緒におりたいです！」なんて頼まれ、断る理由もなく……
ちゃんとマネージャーさんに連絡したら、「Aがおるんやったら」と案外あっさりOKをもらい、斗亜どころかりとる5人まとめて預かることになった。
諸々許可を取り、大阪に帰るまでを一緒に過ごすことになって、今に至る。そりゃあ晶哉おらな大問題やん、私1人と未成年たちは。
佐「Aちゃん、ほんまに法律改正されたから。りとかん皆成人やで」
『……お酒飲めるか飲めないかは結構大きくない？』
佐「まあ、それはそやけど」
『私からしたら、あの子らはどこまでも子供なんよね』
佐「分からんでもないなあ、その感覚は」
『やろ？同期の晶哉もそう思うんやったら、それはもうそうやん』
佐「語彙力2022年に置いてきた？」
一応皆を呼べる広さではあるけど、ベッドはひとつしかないし、適当に借りてきた布団もそんなに量はない。寝るとしたら雑魚寝一択やし……まあこんな時間やから、寝る可能性は低いんやろうけど。
決して快適とは言い切れない空間やのに、それでも斗亜は「嬉しい」と笑ってくれた。
こんな風に素直に喜んでもらえて嬉しくない人間なんていないと思う。
『まあ、りとる全員おるし。何もないやろ』
佐「油断しすぎやで、それは」
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
