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貴方.
『……ん〜、んん？』
「可愛い」とか「仲良しだね」なんて声が聞こえて、重たい瞼を持ち上げた。気分的にはそうやったけど、ほんまにちゃんと目を開けられたんは数秒後。
パシャリとシャッターが切られた気がして、今度こそちゃんと顔を上げる。目の前におったんは小島で、シャッター音の犯人は一目瞭然。
小「起きたん？冷えピタもらってきたから貼るで」
『大袈裟やって……うぐっ』
小「少しでも冷やしとかなあかんやろ」
こういうときの小島は、やっぱりリーダーっぽい。
若干乱れてしまった前髪を整えていると、小島はもう1度シャッターを切る。私の写真撮るのん珍しくない？とは思ったけれど、つっこむのも面倒くさくて隣を見やる。
恐らく枕になってくれていたであろう晶哉に「ありがとう」と言えば、「どういたしまして」と聞こえてきた。
『あれ、何か晶哉にしては声高ない……へ？』
斗「待って、今の今まで晶哉やと思ってたん！？」
『え、や、だって……！晶哉が肩貸すよって言うてたから、』
斗「疲れてそうやったんで、代わりました！」
『……ごめんな、斗亜も疲れたやろ』
斗「全然！」
「寧ろ嬉しかったです」なんてにっこり微笑む斗亜にスマホを向ける小島。何やねん、私やなくて斗亜のこと撮ってたんかい。
小「A、顔きしょいで」
『……なあほんまどっか行ってくれん？』
小「行かへんわ。斗亜に万が一のことあったらどうすんねん」
『そっちなんかい、ほんで』
「アホ」なんて悪態をつけば、「アホって言う方がアホや」と返ってくる。何歳になっても私らって変わらんのやな……そんなことを考えながらも、普段通り私と小島の小競り合いをにこにこ見守ってくれる斗亜の方へ視線を移した。
色んなことがあったけど、特に慌てる様子もなくて。
やっぱり大きくなったんやなあ。一度思い切ってしまえば平気なんかな、なんて1人で納得する。
小「Aが斗亜に手出すかもしらんやろ」
『や、どっちかって言うと小島やろ。大倉くんに言うで』
小「何もしてへんやん！まだ！」
『まだって言うた！』
しつこい小島から助けてほしい一心で斗亜を見やると、ふわふわと柔らかく微笑まれた。
斗「も〜、小島くん！Aちゃんそんなことせえへんから」
あ、かわい……なんて、そんなん言うたら怒られるか。
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
