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貴方.
「かっこいい曲やってるときも、キラキラアイドルしてるときも、Aちゃんはめちゃくちゃジャニーズですよ。斗亜、Aちゃんみたいなアイドルになりたいもん」
『……待ってな。そんなに褒めてくれるとは、』
かあっと熱くなる頬に手を添えて、変わらず真っ直ぐに見つめてくれる斗亜に、「ありがとう」と返す。
恐らく真っ赤であろう私を見て自分の発言に気が付いたのか、斗亜も同じように白い肌を赤く染めて、「あ、いや」「そんなつもりは」なんて慌て始める。
ほんまに可愛らしくて、素直で、純粋で。
時折隣に並ぶのも憚られるほど、斗亜は綺麗で澄んだ男の子やと思う。
『斗亜は今めちゃくちゃ悩んでるかもしれへんけど、自分がしんどいときも人のために優しくなれるんやから、大丈夫よ』
「……そんな、全然ですよ」
『何でそんな自分に厳しいんよ！ほら、斗亜が認めへん分、私がめちゃくちゃ褒めたるから』
「わ、……ちょっと！」
斗亜の綺麗な黒髪を撫でれば、きゅるんとした瞳と視線が絡んだ。
同じ目線まで屈むと、斗亜の顔がよく見える。長い前髪を横に流すように撫でてみると、視界が開けて余計に恥ずかしいのか、「Aちゃん」と不服そうに私を呼んだ。
『かわいいなあ、ほんまに』
「……Aちゃんからの可愛いはもう嬉しくないです」
『ええ？私にも言わせてよ』
「斗亜やってもう大人なんですよ」
『……うーん、それはそやけどな。まだまだ可愛いねん、斗亜は』
何歳になっても、後輩は後輩やから。
ちゃんと大人として認識するにしても、せめて20歳になってからかな〜……そんなことを呟けば、斗亜は「まだあと2年あるんかあ」と項垂れる。
『2年もあれば色んなことが変わるよ、やから大丈夫』
「……Aちゃんってほんまに凄いですよね。人の不安取り除く天才や、」
『ほんまに！？』
「カウンセラーやってほしいもん、斗亜の」
『役に立てるんやったらいつでも連絡してよ』
「……あかん、本気にしますよ」
『本気にしてほしいことしか言わんで』
痛みも和らいできたのか、斗亜の顔に笑顔が戻ってきた気がする。
もちろん問題の全てが解決したわけじゃないし、まだまだこの先も悩んでいくんだろうけど。
その都度相談に乗って、支えてあげられたら……先輩としての務めは、しっかりと果たされるのかもしれない。
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
