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貴方.
『……で、最近どうなん？元気？』
斗「おかげさまで元気ですよ、大分楽になったというか……」
『そっかあ。それ聞けて良かったわ』
斗「Aちゃんがおってくれて良かった、」
『……照れるなあ、それ』
気を遣ったのか、それともほんまに気まぐれか。晶哉は「喉乾いたから」と言い残して楽屋を出て行った。まあ、メンバーもおらんし……暇やったんかな。
2人きりの楽屋には絶妙な緊張感があって、それでも心地よくて。
何を話してもにこにこ笑ってくれるから、私としては落ち着くんやけど、2人きりになることが少ないから緊張してしまうんやろうなあ。
そう自分を納得させて、ただ何をするでもなく隣にいてくれる斗亜を見やる。
『あ、なあ。そろそろ楽屋戻る？皆に挨拶しに行こかな』
斗「Aちゃんから後輩の挨拶行くん、変わってますよね」
『先輩やからって待ってばっかりはおもんないやろ？人見知りやけど頑張ってんねん』
斗「そういうとこおもろくて好きですよ」
『……斗亜ちゃんさ、私を照れさせようとしてるん？恥ずかしいんやけど！』
斗「何でなん！本音やって！」
歳の差もあるし、歴の差も結構あるけど……私は後輩たちのお姉ちゃんになりたくて、絶対的な敬語はやめさせようとする派で。もちろん礼儀とかは教えてあげなあかんから気にしてたけど、斗亜にも「タメ口でいいよ」と幾度となく伝えてきた。
それでも真面目な子やから、ほぼほぼ敬語やし、タメ口になるのもプライベートくらいで。
いつになったら完全タメ口になるんかなあ。そっと見守るのも、何となく楽しかった。
『まあ嬉しいけどね？ていうかあれやん、行かんかったら後々拓哉とかうるさいねん……斗亜ばっかりー！って言われるで』
斗「西村くんはうるさいけど……斗亜ばっかりじゃあかん？」
『……ん？』
斗「たまには斗亜ばっかりでも良くないですか？」
……何やこれ、何やこの破壊力。
所謂ダル着で来たから、ダボダボのパーカーの袖。そこをぎゅっと握られたかと思えば、自然な上目遣いで見つめられる。
ごめん、小島。今までずっと気持ち悪いとか何とか言い続けて……これは流石に可愛いわ。可愛すぎてどうにかなってしまうな。
後輩という事実を差し引いたとしてもお釣りが返ってくるレベル。
斗「Aちゃん、斗亜ともっと話そうやあ、」
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
