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貴方.
佐「……あーっ！ほんまに買わなあかんもん忘れてたー！」
『へ？』
佐「斗亜、Aちゃんのそばおってくれる？俺ついでにゴミも捨てて来るからさ。Aちゃん、そこにまとめてあるゴミでええ？」
『え、あ、ちょ、』
佐「収集日も確認しといたから、任せといてなー。じゃ！」
『晶哉……！？』
勢いよくドアを開けたかと思えば、晶哉はそのまま外へ飛び出して行った。
私はさておき、斗亜の返事すら聞かずに行きよったし……ちらりと斗亜の方を見やれば、特に動揺はしてないのか、「行っちゃいましたねえ」と笑う。
『……何でそんな冷静なんよ』
斗「え？……晶哉の暴走とか、今に始まった話ちゃうし」
『まあそれはそうやけど』
にこにこ笑顔でそんなことを言うけれど、ほんまにそんな問題でもない気がする。
未成年が1人で来たらあかん！大人連れて来なさい！とは言うたものの、連れて来てもらえば後は1人にしてもオッケー！とか、そんなルールを作ったつもりはないし。
ていうか、結局2人きりになってしまうんやったら意味ないやんけ。
心の中で晶哉に悪態をつきながらも、「何か飲む？」とキッチンへ向かう。……いや、向かおうとはした。
『……いっ、た！』
斗「Aちゃん！」
あかん、怪我してたん忘れてた……
客人用のコップに麦茶でも注ごうとしたのに、キッチンにたどり着く前に崩れ落ちてしまった。一般的なおもてなしすらできひんのやったら、何かもう人としてどうなんやろ……
そんなことを思いながらも、咄嗟に支えてくれた斗亜に「ありがとうな」とお礼を言う。
斗「いやいや、そんな！Aちゃん、気にならへんのやったら斗亜がお茶淹れるんで、そこ座っててください！」
『いいの？』
斗「もちろん！今日はお見舞いで来たんやから、たまにはこれくらいさせてや」
『……優しいなあ、斗亜ちゃん』
来てくれた人にお茶を淹れてもらうのは初めてのことで、いつの間にやらすっかり大きくなってしまった斗亜の背中を眺めながら、何だか変な光景やなあなんて1人そう思う。
ゆるっとしたオーバーサイズのトレーナーに身を包んだ斗亜は、特に振り返ることなく「Aちゃん」と私を呼んだ。
『ん？』
斗「さっき、何でそんな冷静なんって言うてたけど」
『うん、』
斗「斗亜が晶哉にお願いして2人きりにしてもらったから、冷静やってん」
『……へ？』
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流星(プロフ) - 優さん» 優さん、コメントありがとうございます！(^_^)この2人が本格的に付き合い始めたらどうなるんだろう、そんなことを考えながら楽しく書きますので、これからもよろしくお願いいたします！♡ (2023年2月11日 19時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちいさん» ちいさん、いつもありがとうございます！私も同じく2人のこれからを書きたい気持ちでいっぱいになったので、今後も細々と続けていきますね！これからもよろしくお願いいたします！(^_^) (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - めぐさん» めぐさん、いつもありがとうございます〜！もう書きたすぎてしれっと続編を追加させていただいたので、読んでいただけたら嬉しいです♡これからもよろしくお願いいたします！ (2023年2月11日 19時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - 毎回楽しみで、また1回リピってます。初々しい2人のその後の展開も気になります。楽しみに待ってます。 (2023年2月5日 10時) (レス) @page50 id: 1a5286a738 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - 初々しくてかわいい2人もっともっと見たいので続編も楽しみにしてますね(๑>◡<๑) (2023年2月4日 23時) (レス) @page50 id: dd60ea8e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年11月23日 19時
