99. 純愛 ページ49
貴方.
立ち位置は座ってギターを弾く良規くんの隣、反対側には大晴がおる。
なにわとAぇさんのコラボメドレーで、私たちは大先輩の曲を歌っている。これ、ソロコンでもやってた曲よなあ。個人的に良規くんの声質に合っていて、めっちゃ好き。
本人には中々言わんけど……ソロコンの日は色々ありすぎたし、思い出すのはちょっと恥ずかしいねんな。
他にも大ちゃん、小島もおって、私としてはこの中にいられることがすごく幸せだった。
自分のパートを歌うとき、良規くんは大ちゃんの方を見たり、客席を見たり……本当に幸せそうに歌うから、私も彼の横顔ばかり追いかけてしまう。
それがバレないためにも、私も負けじと前を向いた。
もちろんたまに大晴の方を見たり、1人1人と顔を合わせてもみる。
メドレーやから基本的に尺は短い。特に問題が起こることもなく終わって、次の曲を歌う流星たちに被らないように捌けていった。
収録やけど、ライブみたいに楽しくて。
大「よーし、皆お疲れ！」
『楽しかったなあ』
福「なあ、まっさんAの方見すぎ(笑)」
小「いやほんまにそれは俺も思った、バレるで？」
正「ええ？そぉ？」
『全く気付かんかった……そうなん！？』
大「2人ともすれ違ってたくない？」
私たちのすれ違い問題について盛り上がっている大ちゃんと大晴、小島はそのまま待機場所へ足を進める。
「そんなことないよ」と加勢しようとしたけれど、後ろからぎゅっと抱き締められて、それも叶わなかった。良規くんなのは、考えなくても分かったし。
私たちがおらんくても違和感はないのか、大ちゃんたちはもういなくなってしまった。
『……まさかどくん？』
正「A、今2人きりやで」
『いや、ほんまに……？スタッフさんもおらんの？』
正「反対側にはおるけど暗いし見えへんよ」
『やとしてもスパロケ組がすぐ来るから、』
あそこは流星と晶哉以外私らの事情知らんねんで？
そんな私の不安も気にならないのか、良規くんは腕の力を緩めることはせず。解放してもらえる気もしなかったから、今は大人しく従うことにした。
従うというか、嫌ではないし……実はこんなハグも久しぶりやもんな。
『……良規くん、熱いな』
正「歌った後やからやない？」
『まあ、せやけど、』
慣れることなんてないよ、多分。
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流星(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、コメントありがとうございます(^_^)本当ですか！嬉しいです〜！中々詳しくは書けませんでしたが、ちょっとだけリアクションも書いてみたのでお楽しみください(^_^) (2022年9月12日 22時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 更新ありがとうございます！！誌面見たメンバーの反応とから色々想像してしまいました…！！もうすごいリアルできゅんきゅんしてます！ (2022年9月3日 7時) (レス) id: 65e54d60d7 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 永瀬れみさん» リクエストありがとうございます！承知いたしました(^_^)更新いたしますので、暫くお待ちくださいね！ありがとうございます(^_^) (2022年7月12日 23時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
永瀬れみ(プロフ) - いつもドキドキしながら読んでます。リクエストお願いできたらと。ストーカーか襲われそうになるシーンみてみたいです！正門くんなかなか連絡つかない感じで。もしできたらお願いします！ (2022年7月7日 5時) (レス) id: 6b11212a22 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ふうさん» ふうさん、コメントありがとうございます！そして本当にたくさんのアイディア、助かりました…（ ; ; ）意味もしっかり捉えつつ、少しでも良いお話が書けるよう頑張ります！これからも応援よろしくお願いいたします！(^_^) (2022年6月25日 16時) (レス) @page29 id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流星
| 作者ホームページ：https://twitter.com/sst__05
作成日時：2022年6月1日 1時
