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貴方.
丈「……A、あいつらまだ来やんから、もっとこっち来いよ」
『え、……うん』
丈「何やねん、照れてんの？」
『いや普通に照れる、』
今目の前にいるのは、果たして本当に丈くんなのか……ぐいっと肩を抱き寄せられ、寄りかかる形で丈くんにくっつく。なぜか顔が真っ赤な自分がいて、ああこんなんじゃお芝居どころじゃない……今日だけはもう丈くんに任せちゃおうかな。
ちらりとドアの方を見ていると、廊下から皆の声がする。不自然だけれど、今日はドアが全開で……皆が覗きやすいようにされているわけだ。
丈「A、どこ見てんねん」
『へ？』
丈「よそ見すんなや」
『……じょおくん、』
丈「なに」
『んーん……呼んでみただけ』
ガヤガヤとした声が聞こえるのに、丈くんに抱き締められている。このアンバランスさが不思議で、くすぐったくて……そもそも丈くんにハグしてもらえること自体、数えるほどしかなかったし。最近だとデビュー発表のとき？
いやあれは、肩組んだだけか……ぼんやりとする頭で丈くんに全身を預けていると、そんな私たちを不審に思ったのか、ドアの影に隠れるメンバーを見つけた。見たところ全員おるな、
『……なあ、丈くん？皆に内緒にしてんの、何か悪いことしてるみたいやなあ』
丈「まあ言われへんことやし。しゃあないやろ、……俺はもっとお前のこと自慢したいけど、」
『んふ、嬉しいなあ。丈くんってば、皆の前やとツンツンやもん。二人っきりやとこんなデレデレしてんのに』
丈「デレデレ言うな、……可愛がってるだけやろ」
『それをデレデレしてるって言うの』
丈くんも私も、信じられないほど甘ったるい声で会話してる……ていうかもうちょい甘い表情で言ってもらっていい？！どんな顔してんねん。もう必死に正気保とうとしてるようにしか見えへん。そんなに嫌？！
ちょっと複雑になりながらもゆっくりと離れると、今度はぽんぽんと頭を撫でられる。
丈「あいつらに言われへんことでも、俺はAのことが一番大切やからな」
『……うん！ありがと！もう丈くんのことめちゃくちゃ好き！』
丈「俺は愛してんで、A」
『ひゃ〜……それはしぬ』
丈「おい」
あかんあかん、素が出てもうたわ。あと丈くん、そんなドスの効いた声で彼女に話しかけんとって？
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流星(プロフ) - 美雨さん» 全て見透かされていると言うニュアンスのため、「そんな私も」という表現にしております。ご了承ください。 (2022年8月12日 2時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» 個々で感じ方が変わってくると思いますので、ご了承ください。また、こちらのお話はメンバー全員が出てくるように書いていますので、偏りはあったとしても、西畑くんのこともちゃんと書いております。良ければもう一度読んでいただけると分かるかと思います。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» たくさんのコメントありがとうございます。文面についてですが、私自身が自然だと感じる関西弁を意識しているため、文章で読むニュアンスより、口語でのイントネーションなどのイメージを大切にしております。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - また続けてのコメントですみません｡ これ正しくはそんな私をではないんでしょうか？ (2022年8月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡21.のここの部分そんな私もお見通しなのか、大ちゃんは「名前」と私を呼んだ。 (2022年8月12日 1時) (レス) @page21 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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