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貴方.
『……何か流星とおるといっつも流星のペースやわ』
流「ええ？そう？」
『うん……』
ほんのりピンクに色づいた唇も、流星とおそろいで。ハンドクリームを共有したことで、多分香りも同じになってるし……仲良しかよ。いや、仲良しやねんけど！ここまで来るとちょっと恥ずかしくなってくるな。嫌とかじゃないんやけど。
にこにこと嬉しそうな流星は、私の頭をぽんぽんと撫でる。
流「Aってさ、皆から見たら頼れるお姉ちゃんやったり、目が離されへん妹やったりするけどさ」
『うん？』
流「俺から見たら、普通の女の子なんよね」
『……私のが年上やのに？』
流「何かなあ、上手く言われへんのよなあ」
年齢の割りに、本当にしっかりした子だから。多分色々なことを考えて、私よりもきっちりと真面目で……流星から見たら、姉でも妹でもないと言うのは、きっと対等な関係でいてくれるから。ありのままで良いんだよ、そう言われているみたいで何だか落ち着く。
慣れた手つきで愛用するリップを塗る流星。ほんのり赤く染まるそれは、やっぱり可愛いなあ……なんて思う。
『流星、それどこのやっけ？』
流「ん？あれよ、前教えたやつ。03番やっけ」
『何やったかな〜、待って。思い出すわ、』
流「……塗ってみる？」
『ええの？』
もう既にリップ貸してるんやから、と笑う流星。それもそうか……と思って待っていると、途端に悪戯っぽい笑みを浮かべて、ほんの少し距離を縮められる。
流「……なあ、さっきはハンドクリームお裾分けしてもらったやろ？」
『うん、そうやな』
流「じゃあ次は、俺のリップお裾分けさせて？」
『……へ？！』
ぐっと近くなる顔と顔の距離に、柄にもなく変な声が出た。さっきから徐々に皆が戻ってきてるし、これはまずい……！自分で言うのもあれだけど、私ってそんなに慌てないし。相手のペースに乗せられて、戸惑ってしまうこともあまりない。
だけどなぜか流星だけは、私で遊ぶのが得意というか……！
流「……どんな顔してんねん(笑)」
『へ、あ、』
流「ほんまAってかわええなあ。皆おる前でするわけないやん？」
『あ、あんまからかわんとって、』
流「……ていうか、もう間接キスしてるし」
「気を付けや？」と笑う流星は、やっぱり小悪魔だ……！
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流星(プロフ) - 美雨さん» 全て見透かされていると言うニュアンスのため、「そんな私も」という表現にしております。ご了承ください。 (2022年8月12日 2時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» 個々で感じ方が変わってくると思いますので、ご了承ください。また、こちらのお話はメンバー全員が出てくるように書いていますので、偏りはあったとしても、西畑くんのこともちゃんと書いております。良ければもう一度読んでいただけると分かるかと思います。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» たくさんのコメントありがとうございます。文面についてですが、私自身が自然だと感じる関西弁を意識しているため、文章で読むニュアンスより、口語でのイントネーションなどのイメージを大切にしております。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - また続けてのコメントですみません｡ これ正しくはそんな私をではないんでしょうか？ (2022年8月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡21.のここの部分そんな私もお見通しなのか、大ちゃんは「名前」と私を呼んだ。 (2022年8月12日 1時) (レス) @page21 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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