32. のぼせるほどに ページ32
貴方.
『……何か熱い視線感じるんやけど、なに？』
大「いやいやいや……そら気になるやろ。初めてやん、皆一緒にお風呂入るのとか」
和「Aだけ別やからなあ〜」
丈「当たり前や」
『ほんまにな！メンズ校ぶりとか言うてたけど、私だけ入れてないからな！男装してる役とは言え！』
私の隣で「寂しがっとったもんなあ」と笑う流星は、濡れた髪をかきあげる。珍しく額が見えるヘアスタイルだから、何だか新鮮……それを言えば皆そうなんだけどね。ファンの子からしたらたまらないだろうな〜、なんて、ぼんやり思う。
スクール水着の上から、タオルを巻くスタイル。肩の紐見えてるけど……まあこういうのは雰囲気が大事やから。
『ゴリッゴリのスク水、めっちゃ久しぶりやわ』
高「さっき丈くんが��色気ゼロ��とか言うとった」
丈「ほんまお前、言うな！」
『私やって着たくて着とるんちゃうわ！恥ずかしい！』
和「大丈夫やって、似合うよ〜」
『……それもそれでどうなん？』
温まったからか、ほわほわな大橋くん。スク水が似合うかどうかは別として……私がこんな姿だからか、さっきから隣のみっちーと異様に目が合わない。本当に合わない。ガチの方で落ち込みそう……とは言え、無理に顔を合わせてはセクハラに当たりそうなので、ちょっと我慢する。
みっちーの隣にいる謙杜とは、ちゃんと目が合うのになあ……ここまでピュアだと逆に心配になるレベルだ。
大「まあね、せっかくAの話題やから……エモトークありますか？高橋さん」
高「あ、俺っすか？」
流「最近Aと仲良いもんな、恭平」
『そうやなあ、ニコイチやから』
流「ほんまにワードチョイスが絶妙に古いんよ」
『誰がオバサンや？！』
大「言ってない言ってない」
お湯でもかけてやろうか、そう思ってスタンバイしていたけれど、直前になってやめる。流星にそんなことしたら、生きてこのお風呂を上がれる自信がない……それくらい命取りな行動だと思った。知らんけど。
高「エモいかは分からんけど……人のことよう見とるから、俺が黙ってたらさりげなく隣に来てくれますね」
『……え、ガチなやつ来たやん』
高「当たり前っすよ」
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流星(プロフ) - 美雨さん» 全て見透かされていると言うニュアンスのため、「そんな私も」という表現にしております。ご了承ください。 (2022年8月12日 2時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» 個々で感じ方が変わってくると思いますので、ご了承ください。また、こちらのお話はメンバー全員が出てくるように書いていますので、偏りはあったとしても、西畑くんのこともちゃんと書いております。良ければもう一度読んでいただけると分かるかと思います。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» たくさんのコメントありがとうございます。文面についてですが、私自身が自然だと感じる関西弁を意識しているため、文章で読むニュアンスより、口語でのイントネーションなどのイメージを大切にしております。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - また続けてのコメントですみません｡ これ正しくはそんな私をではないんでしょうか？ (2022年8月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡21.のここの部分そんな私もお見通しなのか、大ちゃんは「名前」と私を呼んだ。 (2022年8月12日 1時) (レス) @page21 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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