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恭平.
『あ！今な、恭平ちゃんに髪やってもらってんの！』
流「え〜、めっちゃええやん！ほんで可愛い！恭平お金取ってええよ、この人から」
『待て待て！……でも言い値で買うで！恭平ちゃん！』
高「いいね……？」
流「あかん、伝わっとらん(笑)」
メイクポーチを持ったままやって来た流星くんは、「ほんまに可愛い」「恭平凄いな」なんて褒めちぎってくれる。流石にそんなに褒められたら照れるな……なんて思っていると、そんな様子が伝わったのか、Aは嬉しそうに笑った。
『恭平のおかげで今日も一番可愛いAでおれるな！ありがと！』
高「……も〜、そんな褒めても何も出ませんって。照れる！」
『んふふ、照れてほしかってんよ！恭平ちゃんが可愛くて仕方ないねん』
流「やろうなあ、今日やって配信とは言えメイクさんおるのに恭平に頼みに来てるんやもん」
高「え？」
『……あ〜！流星！それ内緒！』
慌てたように立ち上がったAは、流星くんの口を押さえる。とは言えもう手遅れで、俺は全てを知ってしまった。してやったりな顔をする流星くんは、「かまちょなんよな、案外」とAの頭をぽんぽんと撫でる。
流石に恥ずかしいのか、Aは「流星のアホ！」なんて、顔を真っ赤にして流星くんの肩を軽く叩いた。
流「はいはい、あとはこのリップ塗ったら完璧やから貸したげる」
『もぉ……あっちで確認してくる！恭平ありがと！ほんまに助かった！』
高「あ、いや……良かったっす、ほんまに」
『また頼むわな！』
流「後でな〜」
流星くんから受け取ったリップを片手に、メイクさんのいる控え室へと戻っていったA。振り返ったときに揺れたふわふわの髪とか、ほんのり赤く染まった頬とか、……何かもう、全部がやたらと可愛く見えた。実際ほんまに可愛いんやけど、そうじゃなくて。
黙り込む俺の顔を覗き込んだ流星くんは、「恭平もかわええとこあるやん」と笑った。
高「え？どこがですか？」
流「やってさ、あのヘアオイル、恭平が普段使ってるやつやろ？」
高「……あ、それは」
流「ええねんって、隠さんで！たまには独り占めしたいよなあ、Aのこと」
高「いやいや！」
流「あんまり人に執着しやんのに、かわええやんか」
……あかん。流星くんの言う通り過ぎてちょっと悔しい！
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流星(プロフ) - 美雨さん» 全て見透かされていると言うニュアンスのため、「そんな私も」という表現にしております。ご了承ください。 (2022年8月12日 2時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» 個々で感じ方が変わってくると思いますので、ご了承ください。また、こちらのお話はメンバー全員が出てくるように書いていますので、偏りはあったとしても、西畑くんのこともちゃんと書いております。良ければもう一度読んでいただけると分かるかと思います。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 美雨さん» たくさんのコメントありがとうございます。文面についてですが、私自身が自然だと感じる関西弁を意識しているため、文章で読むニュアンスより、口語でのイントネーションなどのイメージを大切にしております。 (2022年8月12日 2時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - また続けてのコメントですみません｡ これ正しくはそんな私をではないんでしょうか？ (2022年8月12日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
美雨 - 続けてのコメントですみません｡｡｡ 物語読んでいて気が付いたのですが｡｡｡21.のここの部分そんな私もお見通しなのか、大ちゃんは「名前」と私を呼んだ。 (2022年8月12日 1時) (レス) @page21 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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