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貴方.
大「は……？コンタクトが取れた？」
『うん……朝から調子悪かったんだけど、急にポロッて落ちちゃって。いきなりだったから涙止まんないし、見えないしで大変だったの』
何やら勘違いしていた大貴にそう告げると、数秒経って私の言葉を理解したのか、「なんだ……」と項垂れた。耳まで真っ赤になっている辺り、恥ずかしいんだろうなあ……なんて、私のことを心配してくれていたのに、少し笑ってしまう。
大「だからお前、何か探してたんだ……目合わないし、」
『いやほんとに、ごめんね……もう使えないけど、拾わなくちゃって思ってさ。大貴見える？』
大「ちょっと待ってろよ、」
「危ないからあんま動くな」と肩を押されて、立ち上がることを阻止される。ゆっくりと辺りを見回した大貴は、「あったあった」と落ちていたコンタクトレンズを拾い上げ、私に見せた。
『うん、それだ！……ありがとね、捨ててもらってもいい？』
大「おう、捨てとく。今日大丈夫なの？その感じで」
『一応メガネあるから、撮影中だけ我慢すれば平気かな』
大「なら良いんだけど……」
鞄からメガネを取り出すと、もう片方のコンタクトを取り出し、ケースに収める。もったいないことしたけど、目に何かあったら怖いからね……落としてすぐなら良かったのに、拾うまで時間かかっちゃった。
メガネをかけてから何度か瞬きを繰り返すと、大貴の顔がさっきよりクリアに見える。まだ恥ずかしそうな顔をしていて、何だか可愛いなあと思っちゃったり。
『……よし、撮影中は大貴のこと頼らせてもらおっかな〜』
大「……お前、からかってんだろ」
『そんなわけないじゃん。嬉しかったよ、あんなに心配してくれて』
大「そりゃAが泣いてたら……」
『びっくりした？』
大「当たり前じゃん」
下唇を噛んで、どこか不満そうな顔。そのまま私の頭をわしゃわしゃと撫で回すと、「心配させた罰！」なんて頬を抓まれた。痛さなんて少しもなくて、手加減してくれてるんだとすぐに分かるほど優しい。
『……やっぱりね、大貴は私のヒーローだねぇ』
大「はっ？！」
『この話、後で話してもいい？ライターさんに』
大「やめろ絶対話題になるから！！」
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流星(プロフ) - mizuiroさん» mizuiroさん、お久しぶりです！（ ; ; ）コメントの返信まで遅くて申し訳ないです…！本当にマイペースな上に時差も半端ないですが、のんびりツアーの話も更新できたらなと思ってます！気長にお待ち頂けると幸いです（ ; ; ）いつも本当にありがとうございます！ (4月19日 23時) (
レス) @page28 id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
mizuiro(プロフ) - 久々の更新嬉しいです...!!! (1月30日 23時) (レス) @page28 id: 29b3887541 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ゆるりんちょ｡さん» ゆるりんちょさん、コメントありがとうございます！お待たせしてしまい、本当に申し訳ないです…（ ; ; ）緩いペースではありますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (2022年12月26日 20時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - mizuiroさん» mizuiroさん、いつもありがとうございます！（ ; ; ）お待たせしてしまい申し訳ありません（ ; ; ）ネタが浮かび次第、細々と更新していきますね…！ (2022年12月26日 20時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるりんちょ｡(プロフ) - こちらの小説が大好きでもう何回も読み直してます！また更新されるのを待ってます！！ (2022年11月29日 2時) (レス) id: 0f7a58df20 (このIDを非表示/違反報告)
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