51. 朝焼けはすぐそばに ページ1
貴方.
『……ほんとに寝なくて平気なの？』
ぼそ、と掠れた声で呟いた。夜も更けてきたから、どうにも乾燥するな……加湿器つけとこ。
付き合う前から、涼介の趣味はゲームだった。私はあまり詳しくないけど、皆ともよくやってるから……何となく横目で眺めていた。趣味のひとつであるゲームが、仕事に結びつくなんて……ゲームチャンネルを開設したという彼は、最近楽しそうだ。
今日は何でも生配信中らしく……こんな日に涼介の家にいて大丈夫なのかと聞いたけど、「いてくれた方が頑張れる」なんて満点の答えをもらい、寝室で配信を視聴しているところだった。
『あ、……ふふ、トイレじゃなくてね、』
ゲーム中のハイテンションな涼介は可愛らしく、他の配信者の方と大喜利のような会話をしてはお手洗いに向かう。そうだね、アイドルはトイレに行かないから……なんて、親のような目線で温かく見守っていた。
お菓子を口いっぱいに頬張ったり、ほんの少し口が悪くなってしまったり……新たな一面がたくさんだなあ。小さく微笑みながら画面を見つめていると、寝室のドアが開いた。
涼「……Aちゃん？」
『あ……涼介、』
ゲーム部屋に戻る途中だという涼介は、「ちょっと顔見に来た」と笑った。そっと立ち上がってそばに寄れば、軽く抱き締められる。
『……バレない？』
涼「ふふ、うん。大丈夫っぽい、」
『そっか……どう？星のかけら、見つかった？』
涼「……ちょっと、ずるいよそれは」
「見てたの？」なんてたちまち顔を赤くしてしまう涼介に、こくこくと頷く。そりゃあね、何やってるのかな〜なんて、それなりに気になったりするわけですよ。
あんまり長いと疑われるんじゃ……そう思ったけど、涼介の友人たちが場を盛り上げてくれているらしく、全然そんなことはなかった。
涼「まだ続くと思うけど、眠かったら寝ててね」
『うん、ありがと。頑張ってね』
「いってらっしゃい」と言えば、一目で分かるほどに嬉しそうな顔をして「いってきます」と私の頬を撫でた。
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流星(プロフ) - りーさん» りーさん、コメントありがとうございます。本当にお待たせしてすみません…（ ; ; ）楽しみにしてくださるお気持ちに応えられるよう、私なりのペースではありますが、今後も頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします！ (2023年2月4日 3時) (
レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - ちゅんさん» ちゅんさん、コメントありがとうございます。いつまでも応援してくださる方がいて、私は本当に幸せ者です（ ; ; ）お待たせいたしましたが、細々と続けて参りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします！ (2023年2月4日 3時) (レス) @page50 id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
りー - 更新楽しみに待ってます…！ (2022年8月29日 20時) (レス) id: 6a01619271 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - 久しぶりの更新嬉しかったです！この作品とっても大好きです！！これからも応援してます！！！ (2022年5月9日 23時) (レス) @page50 id: 1fdd2ab3eb (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - りーさん» りーさん、いつもありがとうございます！有り難いお言葉すぎます（ ; ; ）そうですね、そろそろメンバーにバレてもおかしくないですよね…（笑）入念に計画しようと思います！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年3月13日 0時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
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