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貴方.
「……優しいよなぁ、Aって」
『え？』
「俺には無理だわ」
珍しく私の頭を丁寧に撫でた霧野は、何とも言えない表情を浮かべる。……そういえば、こうやっていつものように恋バナをしてるけど、霧野の恋愛観については聞いたことなかったな。
「俺なら、いくら相手が危ない立場でも、好きだーって言っちゃうな。結局自分本位だからさ」
『霧野……』
「……まっ、いつも優しいお前にも、たまにはそういう豪快さも必要かもな！」
『わっ』
ぷに、と私の頬を摘む霧野。楽しそうに笑っては、また私の頭をわしゃわしゃと撫で回した。この人、私のこと犬か何かだと思ってない……？なんて、霧野に撫でられるのは一郎太の次に好きなものだから、文句の一つも言えやしない。
「安心しろよ。もし何かあっても、俺が一緒に笑ってやるからさ」
『……うん、そう思ったら心強いかも』
「だろ？友達の存在は最強だぞ」
『それ自分で言う？』
もし何かあっても……それが指すのはどういうことなのか、頭では分かっていても、そうならないように祈るばかりで。
もちろん悲しい思いはしたくないし、傷付きたくない。誰だってそういうものだと思う。それでも……私が泣いているときに、誰かがそばにいてくれたら。それが霧野なら。溢れて止まらない涙は乾いて、大笑いできるかもしれない。
『……ほんとに、ありがとね。霧野、』
「お安い御用だよ」
「だからずっと笑ってろよ」なんて、心配かけちゃってたのかな。
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須芽 - 3年くらい経つけど、ほんっともう最初から最後まで微笑ましかった……😌😌いいね、こういうストーリーも。どんどん幸せになってくれたらなぁって思う！ (11月18日 17時) (
レス) @page36 id: 9e9ee07bc0 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 陽毬さん» はじめまして〜！胸キュンを目指して書いているので、そう言って頂けてとても嬉しいです（ ; ; ）これからもよろしくお願いします！ (2021年2月27日 21時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - キュンキュンが止まりませんでした！更新楽しみにしてます！！ (2021年2月19日 14時) (レス) id: 7fb19f5638 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - りんさん» りんさんはじめまして！ここにも同志様がいて嬉しいです！これからも一緒にイナイレを愛でましょう（笑） (2021年2月15日 23時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この小説とても好きです！！自分もイナイレに再熱したので仲間がいて嬉しいです！^_^ (2021年2月15日 6時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
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