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貴方.
『……一郎太？』
「ん？」
『何か、これだけ近いと……どきどきするね、』
ふわ、といい匂いがする。柔らかくて透き通った水色の髪は、まるでカーテンのように私を覆ってしまった。外から見えない二人だけの空間のように感じられて、何だか変な感じだ。
何となく目を見れなくて俯くと、「A」なんて名前を呼ばれる。
「……あんまり煽るなよ、大人を」
『え？』
「俺が困るくらい可愛いこと言うな、」
『へ……』
「可愛い」なんて、一郎太はいつでも言ってくれたのに。恋人という関係になってから聞くそれは、今までのものと大きく異なる。
ふわふわしていて、優しくて甘くて。それがどうしようもなく嬉しくてたまらない。
「A、」
『……ん？』
いつもは見えない方の瞳が、私を捉えて離さない。キリッとした綺麗な目……色の濃いブラウンの双眸が、静かに私を見つめる。
そこで私は何となく、空気を読んで……騒ぐことなくゆっくりと目を閉じた。そりゃまあ、ムードってものがありますので。私はもう空気を読める立派な大人だ。相手の気持ちを汲み取ってみせる！
頭の中では低レベルなことを考えながらも、しっかりと目を閉じて、一ミリも動かないようにじっとする。
するとすぐに額に何かが触れて、現実に引き戻された。
『……え？』
思いっきり声を出してしまう私の頭を、顔を赤くした一郎太が「今はこれで十分だろ」といつもより荒く撫でた。……まあ、今はまだいっか。
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須芽 - 3年くらい経つけど、ほんっともう最初から最後まで微笑ましかった……😌😌いいね、こういうストーリーも。どんどん幸せになってくれたらなぁって思う！ (11月18日 17時) (
レス) @page36 id: 9e9ee07bc0 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - 陽毬さん» はじめまして〜！胸キュンを目指して書いているので、そう言って頂けてとても嬉しいです（ ; ; ）これからもよろしくお願いします！ (2021年2月27日 21時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
陽毬(プロフ) - キュンキュンが止まりませんでした！更新楽しみにしてます！！ (2021年2月19日 14時) (レス) id: 7fb19f5638 (このIDを非表示/違反報告)
流星(プロフ) - りんさん» りんさんはじめまして！ここにも同志様がいて嬉しいです！これからも一緒にイナイレを愛でましょう（笑） (2021年2月15日 23時) (レス) id: e764027ef8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - この小説とても好きです！！自分もイナイレに再熱したので仲間がいて嬉しいです！^_^ (2021年2月15日 6時) (レス) id: 6469d50b4b (このIDを非表示/違反報告)
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