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_____龍我side
ポキポキッ
授業が終わり帰る支度をしてるとき、
ケータイが鳴った。
" 今日は呑んで帰るから遅くなる "
"晩御飯適当に買って食べてて。お金はちゃんと返すから "
え、なにそれ…誰と…？
そんなこと今まで一度もなかったのに。
男？女？どこに？
いろいろ思ったけどそんなことを聞く資格俺にはなくて
" わかった "
とだけ送りケータイをカバンに閉まった。
モヤモヤしていたら
雄登「龍我！俺今日部活休みなの、飯食いに行かない？」
龍我「うん、行こう」
雄登「どこに食いに行く？」
龍我「中華にしない？」
雄登「お、いいね。行くか！」
那須がいてくれてよかった。
___________
雄登「結構食ったね…俺お腹いっぱいすぎるわ…」
龍我「そうだね。でもすごくおいしかった！」
くだらない話で笑ったり、那須の部活のこと、勉強のこと、いろんな話をしていたら時計の針は21時を指そうとしていた。
雄登「明日休みだからってこの時間はやばいな(笑)帰ろうか！」
龍我「そうだね、帰ろっか！」
那須のおかげでモヤモヤした気持ちはなくなっていた。
店を出て歩いていると、
雄登「うわあ、あの男の人大変だね。女の人ベロベロに酔ってるんじゃない？」
那須の指差す方向を見るとそこには、
.
紛れもなく酔ったAちゃんと介抱してくれている知らない男の人。
スタイルが良くてすごくかっこいい_____
雄登「え、龍我？」
そんな那須の言葉なんて聞こえなくて気がついたら足が勝手に動いていた。
龍我「Aちゃん、なにしてるの。」
こんな低い声が出たことに自分でも驚いた。
優斗「あれ、君もしかしてAさんの弟くん？」
誰だよ、触んないでよAちゃんに。
そんな真っ黒な感情をどうにか抑えて
龍我「そうです。すいません、ご迷惑をおかけして。俺が連れて帰るので。」
『りゅが…？りゅがだ〜〜！』
ほっぺたをピンク色に染めてへらへらと笑いながら俺の腰に手を回す。
龍我「酔いすぎ」
Aちゃんはほんとにずるいよ。
.
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ベル(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！そのように言っていただけて本当に嬉しい限りです(*´-`)また次のお話も書く予定なのでぜひ見てくださいね！ (2018年10月9日 6時) (
レス) id: e5245eb7ab (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - もう本当に大好きなお話です！こんなに感動して泣いたのは初めてなんじゃないかって思える作品でした！こんないいお話書いてくれてありがとうです！！ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 612b00af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル | 作成日時：2018年9月16日 16時
