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_____Aside
知らなかった
龍我が留学なんて_____
お母さんは知ってたのかな？
プルルルルッ
母《もしもし、A？どうしたの？》
『あ、お母さんさ…龍我の留学のこと知ってた…？』
母《もちろんじゃない(笑)１番に私に言ってきたわよ？何？あんた知らなかったの？》
『うん…』
母《お金の心配とかは要らないわよ、だってあの子バイトでみっちり稼いでるんだもの！お母さんびっくりしちゃって(笑)》
そのためのバイトだったの？
『そ、なんだ…ならいいの。あ、それよりお母さん結婚式…これそう？』
そう、あたしは優斗くんにプロポーズされて結婚式を挙げる予定を立てていた。
母《その日龍我の出発の日と被ってて(笑)その話したら結婚式に出てあげなよって言われたのよ。だから龍我には申し訳ないけど出れるわよ！》
ああ…神様はどこまであたしと龍我を引き離すの？
『わかった。ありがとう、また当日ね』
電話を切り、ケータイをテーブルに置いた。
そういえばあたしも自分の口から結婚式の話龍我にしなかったな…
それとおんなじなのかな？
龍我「言わなくてごめん」
後ろから急に聞こえてきた声に驚いてそちらを見ると壁にもたれた龍我がいた。
『あたしも…結婚式のこと…ごめん』
龍我「もう迷惑かけないから」
迷惑なんて思ったこと一度もない_____
『時間が少しでもあるなら来てね』
龍我「前日に浮所の家に泊まらせてもらうんだ。あいつの家からの方が空港が近いから」
『そっか…』
龍我「ずっと俺がそばにいるとでも思った？Aちゃんから離れられないって思ってた？」
なにも言えないあたしに
龍我「Aちゃんってほんとずるいよね」
吐き捨てるようにそう言い部屋に戻っていった
龍我の言う通りだよ
ずっとそばにいてくれると思ってた
本当にあたしはずるい女_____
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ベル(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！そのように言っていただけて本当に嬉しい限りです(*´-`)また次のお話も書く予定なのでぜひ見てくださいね！ (2018年10月9日 6時) (
レス) id: e5245eb7ab (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - もう本当に大好きなお話です！こんなに感動して泣いたのは初めてなんじゃないかって思える作品でした！こんないいお話書いてくれてありがとうです！！ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 612b00af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル | 作成日時：2018年9月16日 16時
