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_____龍我side
去年の春、この1年もあっという間なんだろうなと思っていたら本当にあっという間だった
もう高校3年の冬。
卒業まであと少し
無事、それぞれの進路が決まり今日は俺の家でみんな合格おめでとうの会が開かれる。
ピーンポーン
ガチャ
飛貴「やっほー！龍我の家初めてだから楽しみだったんだ！！お邪魔しまーす！」
空菜「飛貴声でかい、近所迷惑だよ！お邪魔します！」
雄登「お前もうるさいよ(笑)お邪魔します。あ、これお姉さんに渡して」
駅前のおいしいと評判のケーキ屋さんの袋を渡された。
龍我「ありがと。俺の部屋すぐそこの扉だから入ってて」
そういいリビングに向かった
リビングでテレビを見ているAちゃんに
龍我「那須たちがケーキくれたから食べて」
それだけ言い戻ろうとすると
『え、お友達来るなんて知らなかった！ジュース入れるね！！』
慌ただしくキッチンに行ってしまった
龍我「はあ…」
『あ、持って行くから戻ってていいよ！』
そう言われたので戻ることにした
戻るとすでにテーブルにお菓子を広げてパーティ状態だった
空菜「も〜〜遅いよ！！食べちゃってるよ！」
龍我「ごめん、ケーキ渡してた」
飛貴「や〜〜でもビックリしたよね！」
那須「なにがだよ(笑)」
あ、浮所ダメ言わないで_____
コンコン
ドアが開くのと同時に
飛貴「まさか龍我がアメリカに留学するなんて思わなかったでしょ！！」
終わった_____
Aちゃんに知られないように出て行こうと思ってたのに_____
ドアの方を見ると固まっているAちゃんが立っていた
『留学…？』
飛貴「あ、お姉さんですか！お邪魔してます！」
『あ、こんにちは…ゆっくりしていってね』
Aちゃんはジュースをテーブルに置き部屋を出て行った
空菜「ねえ、龍我。あの反応…まさか言ってなかったの？」
龍我「うん」
飛貴「ええ？！ご、ごめんね！！俺そんなの知らなくて…」
龍我「浮所は悪くないよ。いずれかはバレることだったし」
雄登「なんで隠してたの？」
龍我「なんでなんだろ…なんか言いたくなかった」
どんよりとした空気を盛り上げる、なんて気にはなれなくて浮所たちには帰ってもらった。
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ベル(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！そのように言っていただけて本当に嬉しい限りです(*´-`)また次のお話も書く予定なのでぜひ見てくださいね！ (2018年10月9日 6時) (
レス) id: e5245eb7ab (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - もう本当に大好きなお話です！こんなに感動して泣いたのは初めてなんじゃないかって思える作品でした！こんないいお話書いてくれてありがとうです！！ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 612b00af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル | 作成日時：2018年9月16日 16時
