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_____Aside
なんとなく_____
なんとなくだけど気がついていた_____
知らないふりをしていた
あたしたちは姉と弟の関係で恋に落ちるなんてそんなドラマみたいなことあるわけないって
自分に言い聞かせてきた
けれど、日に日に強く感じられるあたしへの好意
龍我は物分かりのいい子だからきっとその感情はあたしに抱いてはいけないものだと理解し、
いつかは学校とかに好きな子ができて
彼女ができたんだ。と嬉しそうに話してくる。
勝手にそう思い描いていた。
そんなあたしの都合のいい理想なんていとも簡単に崩れ落ちた_____
あの時夢だと思い込んでいた龍我とのキスもきっと現実なのであろう
なぜ溢れてくるのかわからない涙_____
" もう普通の姉弟じゃいれないね… "
初めて見る表情
切なさや怒り、苦しみが混じり合っているような…
そんな表情だった_____
もう本当に今まで通りに過ごせないような気がした_____
もちろんあたしも龍我のことは大好きで大切な存在
それって家族として、ということではなかったのだろうか？
無意識に龍我に対しての感情をそのように塗り替えていたのだろうか？
5歳も差があるし、
姉弟だし、
絶対にあるわけない
そう思い込んで生きてきたのだろうか？
今更考えても無駄なことを延々と考えて
溢れる涙を拭うこともせずに
ただその場に座り込むことしかできなかった_____
ごめんね、龍我…
でもあたしたちは結ばれてはいけない関係なの…
できることなら何事もなかったかのように
仲良く暮らしたい。
Aちゃんってあの可愛い笑顔で笑ってほしい。
大好きだよ、龍我_____
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ベル(プロフ) - ここさん» コメントありがとうございます！そのように言っていただけて本当に嬉しい限りです(*´-`)また次のお話も書く予定なのでぜひ見てくださいね！ (2018年10月9日 6時) (
レス) id: e5245eb7ab (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - もう本当に大好きなお話です！こんなに感動して泣いたのは初めてなんじゃないかって思える作品でした！こんないいお話書いてくれてありがとうです！！ (2018年10月7日 10時) (レス) id: 612b00af3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベル | 作成日時：2018年9月16日 16時
