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訳もわからないまま、広臣にメッセージを送る。
週刊誌って何？聞いてないよ、
忙しいんじゃなかったの？どうなってるの？意味がわからなくて、怖くて、涙が出る。
ごめん、来月ちゃんと話す
返事が来たのは翌朝。だけど望んでいた返事とは違っていて悲しくなった。
それでも仕事はちゃんとしなくちゃいけなくて、コラボする商品もいよいよ大詰めになってきた。そんな時、お世話になっているデザイナーさんから声をかけられた。
ーasami、今回は本当にありがとう
「こちらこそ、すごくいい経験させてもらってる」
ーねぇ、1つ提案なんだけど、きちんとデザインの勉強してみない？
「え？どういう意味？」
ーasamiのセンスなら十分、自分のブランドを持てると思うの。だから一緒に勉強してみない？2年くらい帰れないけど、デザインだけじゃなくて、素材選びも、流通も、全部教えるわ
「…少し考えてもいい？」
ーもちろん。いい返事を期待してるわ
2年か…長いな…
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それからあっという間に1か月が過ぎ、本来なら楽しみなはずの広臣のライブ。今回はちょっと憂鬱…
せっかく会えるのに、不安で飛行機の中でも寝れなくて、日本に着く頃にはボロボロだった。
空港に優が迎えに来てくれて、そのままドームへと向かう。せっかくのライブも純粋に楽しめない。
気づけばライブが終わっていて、広臣から家で待ってて、のメッセージ。優と別れて広臣のマンションに向かう。何、言われるんだろう…
ガチャ、と玄関が開く音がする。ただいま、と帰ってきた広臣が隣に座る。
「おかえりなさい」
「ただいま、久しぶり」
「うん、久しぶり。…ねぇ、」
「週刊誌、だよな…ごめん、」
「ごめんって何？何がごめんなの？」
「浮気した、A、忙しそうだったじゃん…？魔がさしたっていうか、バレないと思ったっていうか…寂しくて…」
涙が溢れた。
「でも、1番は絶対Aだから。もう絶対しないし、」
「いいよ、広臣、別れようよ」
「やだよ、別れたくない」
「違うの、私が別れたい…別れてほしい、ごめんね」
そのまま広臣の家を出て優の家に行く。
きっと優はこうなることをわかっていたんだと思う。突然チャイムを鳴らした私を黙ってあげてくれた。
優に手を引かれリビングに座る。優に抱きしめられて、涙が止まらなくなる。嗚咽を漏らす私を優は一晩中抱きしめてくれた。
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あさみ(プロフ) - 桃花さん» ありがとうございます^ ^ゆっくりな更新になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです^ ^ (2020年3月26日 2時) (
レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» と、思いきや、の展開です(笑)なんだかんだ、優ちゃんは臣さんの味方です(笑) (2020年3月26日 2時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - いつも楽しみに見させて頂いています！裏の方も更新楽しみにしています！ (2020年3月25日 1時) (レス) id: 2500a90546 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - あ、、この流れは、、(￣▽￣) (2020年3月24日 19時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» なんとか元サヤに無事おさまりました(笑) (2020年3月15日 16時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさみ | 作成日時：2020年3月12日 14時
