89 ページ40
.
優が帰ると、何買ったの？、とたくさんの袋を指差して笑う広臣。ひとつずつ袋を開けて見せると、まじでいっぱい買ったな(笑)、なんて感心している
洋服も、いっぱい買っちゃった、とプチファッションショーを開く。どれも広臣が褒めてくれるから、テンションも上がって、買った服をリビングで広げていると、広臣がこれは？、とランジェリーショップの袋に手をかけた
「それはだめ！」
慌てて広臣の手から袋を取ろうとすると、交わされた。広臣は袋を覗くとニヤリと笑って、中から買った物を取り出す。恥ずかしくて、返してもらおうと手を伸ばすけど広臣に腕を掴まれて動けなくなる
「ねぇ広臣、返して！」
「嫌だ、まだ全部見てないもん」
「見なくていいよ、返して」
「なんで？せっかく優ちゃんと選んできたんでしょ？あ、これいいじゃん」
広臣は一通り中身を確認すると、今日はこれだな、と選んで渡してくる
「今日はしないよ？」
「いや、するだろ」
「しない、今日疲れたもん。早く寝たいからしない」
「なんで？しようよ」
「しないよ、明日これ片付けないといけないから動けないと困るもん。我慢してよ」
「えー？1回だけ！ね？」
「し！な！い！今日買ったの片付けたらひとまず終わるから、今日だけ我慢してよ…明日の夜は、広臣が選んだやつ、ちゃんと着るから、だから今日は我慢して？」
「ぜっっったいだからな！！！」
子供みたいにむくれて、渋々納得した広臣。笑っちゃいけないけど、可愛くて笑っちゃう。お風呂に入って、ベッドに入ってもまだ拗ねてる
「広臣、機嫌直して？」
「優ちゃんが楽しみにしててって言うから期待してたんだけど」
「それはごめん。でも今日はゆっくり寝たいの、ごめんね？」
「あーもうそんな謝らないでよ、俺の我儘ってわかってるから」
だんだん可哀想になってきた…うーん…仕方ないな…チュ、と広臣にキスをして、広臣のスウェットに手をかける。
「広臣、口と手、どっちがいい？」
「えー、Aの体」
「じゃぁしないよ？」
「ごめんなさい調子乗りました口がいいです」
ベッドの中に潜り込んで広臣のスウェットとパンツを下ろす。そのまま口でしてあげると、広臣は満足そうに笑った。綺麗に拭いてあげて、元に戻してベッドに横になると、広臣が明日はちゃんとシよーね、と抱きしめてくれて、そのまま2人で眠りについた
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 547人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あさみ(プロフ) - 桃花さん» ありがとうございます^ ^ゆっくりな更新になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです^ ^ (2020年3月26日 2時) (
レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» と、思いきや、の展開です(笑)なんだかんだ、優ちゃんは臣さんの味方です(笑) (2020年3月26日 2時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - いつも楽しみに見させて頂いています！裏の方も更新楽しみにしています！ (2020年3月25日 1時) (レス) id: 2500a90546 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - あ、、この流れは、、(￣▽￣) (2020年3月24日 19時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» なんとか元サヤに無事おさまりました(笑) (2020年3月15日 16時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あさみ | 作成日時：2020年3月12日 14時
