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「いや、優、やっぱり私には…」
ー買うまで店から出さないわよ。臣さんに期待しといてって連絡しちゃってるから
「何してるの？ねぇ、馬鹿なの？え、馬鹿なの？」
思わず口調がキツくなる。それでも優は全然悪びれることなく、試着室へと押し込む。店員さんがサイズを合わせて着せてくれる。…谷間がキレイになってる、プロの技凄い…感動していると、優がどう〜？と試着室に入ってきた
ーえ、凄い！谷間！A成長したね？(笑)
意味深に笑う優の肩を叩く。でも本当に凄い
「ねぇ、優、変じゃない？こういうの、着たことないから変な感じ…」
ー変じゃないよ、綺麗。そんな心配しなくて大丈夫だから。すみません、これ、ください。私からのプレゼント〜ちゃんと着てね？
他にも優が選んでくれた物を数着買って、家に帰る。あまりにも荷物が多くて持ちきれないから、優に一緒にタクシーを降りてもらって、家の中まで運ぶのを手伝ってもらう。玄関の鍵を開けると、玄関には広臣の靴。あれ、今日早かったのかな？
「ただいま、広臣、もう帰ってたの？」
「おかえり、さっき帰ってきたとこ。すげー荷物(笑)優ちゃんありがとうね」
「思いの外いっぱいになっちゃった(笑)」
荷物を下ろして靴を脱いでいると、広臣が荷物を運んでくれる
「優も上がって？コーヒーぐらいしかないけど…」
「あ、ケーキ買ってきたよ？食べていきなよ」
ーえ、臣さん優しい！食べる食べる！
3人でダイニングテーブルを囲んでケーキを食べる。コーヒーを飲みながら、優が思い出したようにマグカップ！と声をあげた。
「そうだった、広臣あのね、マグカップ、可愛かったから買ったの。ペアなんだけど…」
ー臣さん使わないなら私が貰うんで
そう言ってマグカップを見せると、広臣は使うに決まってんじゃん、と笑った
ーじゃあ臣さん、あの食器棚にある某高級ブランドのマグカップください、今日貰ってっていいですか？
「じゃあっておかしい(笑)」
「違うの広臣、私がね、マグカップ欲しかったけど、広臣が持ってきたやつもあるから迷ってたら、優が1つ貰うから買いなよ、って言ってくれたの。まぁあれは優もよくばりすぎだけど…1つ優にあげてもいい？」
「そういうことね？(笑)じゃあ優ちゃん好きなの持ってって(笑)」
ーやったー！じゃあ、あの某高級ブランド貰います！
優はご機嫌で食器棚からマグカップを取り出すと、じゃあ邪魔者は帰ります、とそそくさと帰っていった
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あさみ(プロフ) - 桃花さん» ありがとうございます^ ^ゆっくりな更新になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです^ ^ (2020年3月26日 2時) (
レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» と、思いきや、の展開です(笑)なんだかんだ、優ちゃんは臣さんの味方です(笑) (2020年3月26日 2時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - いつも楽しみに見させて頂いています！裏の方も更新楽しみにしています！ (2020年3月25日 1時) (レス) id: 2500a90546 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - あ、、この流れは、、(￣▽￣) (2020年3月24日 19時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» なんとか元サヤに無事おさまりました(笑) (2020年3月15日 16時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさみ | 作成日時：2020年3月12日 14時
