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結局動けずにいた私はベッドの上で広臣にマッサージしてもらう。ようやく動けるようになった頃、広臣とお風呂に向かう。
立っているのが辛くて浴槽の淵に座ると、広臣がそのままシャンプーしてくれる。
湯船に浸かっていると、広臣もさすがにヤりすぎた、なんて時々腰をさすってる(笑)
「広臣がそんなこと言うなんて相当だよ…」
「だって優ちゃんに貰った1箱使い切ったもん」
「待って、それ、何個…いや、やっぱり聞きたくない」
「8個」
「…嘘でしょ？」
「ついでに言うと自分で持ってきた2個も使った」
「信じらんない…そんなんだから絶倫って言われるんだよ？」
「Aにしか勃たないんだもん。我慢してよ」
悪びれることなくそんなことを言う広臣
さすがにこのあとは2人してぐったりして何もする気が起きなかった
しばらくベッドに並んで横になっていると、広臣が思い出したようにバッグから小さい紙袋を取り出した。言われなくても中身がわかる。ずっと憧れていたティファニーブルーのその袋に涙が溢れる
「泣くの早くない？(笑)」
なんて言いながら抱き起こされる。広臣が大きく深呼吸して指輪を取り出す
「遅くなったし、もうちょっと待たせちゃうけど…結婚するならもう絶対、Aしかいないから」
左手の薬指に嵌められた指輪。きっとこれ以上幸せな感情はないんじゃないかと思う。ありがとう、しか言えないくらい、感情が追いつかない
「私も、もう絶対、広臣だけ」
好きすぎて、愛しすぎて、胸が苦しくい。2人で抱き合って幸せな気持ちで眠りについた。
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翌朝、目が覚めて左手の薬指を見る。まだ夢みたい…
広臣が起きたのも気づかないくらい夢中で指輪を眺めていたみたい
「A、おはよ」
いつもと変わらないはずなのに、キラキラしてる
「おはよぉ、広臣」
ぎゅーっと抱きつく。今日のお昼には都内で潤ちゃんと合流してフランスに帰らないといけない。
「帰りたくない…」
「大丈夫、すぐ会いに行く」
「うん、わかってる」
広臣は優しい顔で抱きしめてくれる
「またすぐ会えるから、な？」
広臣に見送られ、優の部屋に戻る。目敏い優は左手の薬指にすぐ気づいた
ーA、それ…！
「うん、貰った」
ー急に現実味だわ…おめでとう
「ありがとう。それより優！昨日本当余計なこと！腰大変だったんだから！」
結局、優に会うと日常に戻ってしまう。だけど、寂しい気持ちでたまらなかった今はそれがよかった
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あさみ(プロフ) - 桃花さん» ありがとうございます^ ^ゆっくりな更新になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです^ ^ (2020年3月26日 2時) (
レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» と、思いきや、の展開です(笑)なんだかんだ、優ちゃんは臣さんの味方です(笑) (2020年3月26日 2時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - いつも楽しみに見させて頂いています！裏の方も更新楽しみにしています！ (2020年3月25日 1時) (レス) id: 2500a90546 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - あ、、この流れは、、(￣▽￣) (2020年3月24日 19時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» なんとか元サヤに無事おさまりました(笑) (2020年3月15日 16時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさみ | 作成日時：2020年3月12日 14時
