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翌朝、まだ寝ている広臣を起こさないように静かに起きる。
昨日習った目玉焼き、ハムを焼いてから目玉焼き乗せたらハムエッグになるよ、って優が教えてくれた。スープも野菜切ってソーセージ入れてコンソメ入れて火にかけとけばポトフができるから、って言われた通りに作る。包丁もろくに使ったことがなくて、切った野菜の形は歪だけど、それでも頑張って朝ご飯を作る。
「はよ、いないからびっくりしたわ」
「おはよ、朝ごはん、作ってみたの」
起きてきた広臣はテーブルに並んだご飯を見てびっくりしてる。
「料理できないんじゃなかった？」
「優に昨日習ったの、まだ、簡単なのばっかりだけど。食べてくれる？」
「食べるよ、ありがとう」
「うん、トースト焼くね、もうちょっと待って」
トーストが焼けて、2人でいただきますする。優に習ったから味は大丈夫だと思う、けど不安。
「どう？食べれる？」
「うん、美味しいよ」
「よかったぁ」
広臣は、ありがとう、ご馳走様、としっかり完食してくれた。2人で片付けをして、お昼には潤ちゃんがお迎えに来ることになっているから、慌てて苦手なパッキングをする。
「どうしよう、また閉まんない。広臣、ちょっと乗ってみて！」
「いや、これ乗っても閉まらなくね？(笑)」
「なんで？なんで閉まらなくなるんだろう…」
またしても閉まらなくなったキャリーと格闘していると、広臣が落ち着け(笑)、と中を整理してくれる。
化粧水類を見つけると、これ旅行用？フランスの家にもある？と聞かれ、うん、と答えると、じゃあこれはうちに置いとけ、とキャリーから出す。他にもいくつか服を選んで、これは置いていったら？とキャリーから出す。どうにか閉まるようになったキャリーを閉じて片付ける。
「てか、持ってくるときはどうやってんの？(笑)」
「ちゃんと詰めてる、だから何で入らなくなるのかわからないの」
こればかりは本当に謎。片付けが終わって、準備をする。コラボで作ったワンピースを着て、メイクをする。メイクをしていると隣でじっと眺めてくる広臣。
「ねぇ、やりづらい…」
「だって暇なんだもん」
「だからって見すぎだよ」
「だって可愛いんだもん」
やばい、キュンてした。一通りメイクを終えて後はリップだけ。
「ねぇ、広臣、あとリップだけ」
広臣はニヤリ、と口角を上げた。初めて広臣の家に泊まった日と同じ、何度も何度もキスしてなぞられ、啄まれる。
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あさみ(プロフ) - 桃花さん» ありがとうございます^ ^ゆっくりな更新になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです^ ^ (2020年3月26日 2時) (
レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» と、思いきや、の展開です(笑)なんだかんだ、優ちゃんは臣さんの味方です(笑) (2020年3月26日 2時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
桃花(プロフ) - いつも楽しみに見させて頂いています！裏の方も更新楽しみにしています！ (2020年3月25日 1時) (レス) id: 2500a90546 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - あ、、この流れは、、(￣▽￣) (2020年3月24日 19時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
あさみ(プロフ) - shireyさん» なんとか元サヤに無事おさまりました(笑) (2020年3月15日 16時) (レス) id: b0a7e1376c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あさみ | 作成日時：2020年3月12日 14時
