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Aside
力んだ顔がそのまま固まる。
で、でーと？
A｢ま、またまたぁー。笑｣
こんなの真に受けちゃいけない。
きっと橋本くんや浮所くんみたいなからかいだ。
A｢本当はなにがいいの？｣
龍我｢だから！デートだってば！！！｣
A｢デートっていうのは、好きな人とするものだからさ笑｣
龍我｢………………｣
えっ、なんで。
なんでそんな顔赤くなってるの！？
いやいや！ないない！！！
龍我｢……だから、Aちゃんとデートしたいの。｣
待って待って。
違うよね、気のせいだよね？
そんなことないよね、。
A｢えっと…………｣
龍我｢Aちゃんに、そういう相手がいるならやめる。けど、いないならデートしたい。｣
そういう相手……。
いないな。そんな相手、私にはいない。
A｢他のものとかじゃ……？｣
龍我｢そういう相手いるの……？｣
そう言い見つめた先には、私が今手にしている傘。
じゃあ返すよ！なんて酷いこと当たり前だけど言えないし。
A｢…………わかった。デートする。｣
龍我｢……まじで！！！！｣
A｢その代わり！他の人には言わないで。メンバーの人たちにも。｣
龍我｢わかった！約束する！｣
雄登にバレたら何言われるかわからないから。
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作者名：森野なつめ | 作成日時：2021年1月1日 23時
