26。 ページ26
Aside
A「はぁ……。」
那須「だからごめんって。笑」
あのあと近くのファミレスに寄り、「俺奢るから」の言葉を受けご飯を頼んだ。
でもいくら食べても胸のドキドキは止まらない。
A「ほんと最低。」
那須「いやだって声で分かるでしょ？」
A「わからなかったから怒ってるの！」
那須「奢るから許してって。笑」
幼なじみの雄登はいつだって私より大人。
でもたまに小学生レベルのいたずらをしてくる。
それもいきなり。
那須「そういえばさ、龍我行ったんだって？」
A「……来たよ、浮所くんと一緒に。」
上手く話をそらされた気がするけど、まあいっか。
那須「かわいいって言ってた。」
A「おしゃれなカフェだからだよ、目の錯覚。」
那須「どうすんの？これからもうアプローチされちゃったら。」
A「ないない、ありえない。」
那須「でもされてるんでしょ？アプローチ。」
A「誰から？」
那須「浮所とか、橋本くんとか？」
A「あの2人はいつもからかってくるだけ。」
那須「それ、からかいだって感じてるのAだけじゃないの？」
A「じゃあ雄登がなんとかしてよ。」
那須「俺、Aと幼なじみだって言ってないの。」
A「あ、そっか。」
那須「言ってもいいなら、言うけど。」
A「絶対だめ！！アイドル那須雄登の幼なじみとか恨まれる怖い。」
那須「相変わらずばか。」
A「うっさい。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：森野なつめ | 作成日時：2021年1月1日 23時
