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Aside
「うおっ、、」
よりによって、ココアをかけてしまったのは真っ白のパーカー。
これブランドのだよね、高そう……。
A「す、すみません！！！！」
急いで謝るけど、その人は帽子にマスク姿だからどんな顔かぜんぜんみえない。
怒ってる、よね……？？
「ぜんぜん！！むしろこっちこそぶつかってごめんなさい。」
思わず目を見開いてしまう。
私が思っていた展開と随分違う展開だ。
背の高いその人は軽く頭を下げてくれるし、
ふわっといい匂いもする。
……ダメだ！！！
そんなこと言ってる場合じゃない！
A「いや私がぼーっとしてたのがいけないので！」
「俺も急いでて前ちゃんと見てなかったし。」
A「で、でも！そのパーカー……。」
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作者名：森野なつめ | 作成日時：2021年1月1日 23時
